名鉄、上期経常を33％上方修正

　名古屋鉄道 <9048> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の130億円→173億円(前年同期は117億円)に33.1％上方修正し、増益率が11.1％増→47.9％増に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の275億円(前期は263億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、営業収益は事業ごとの変動はあるものの、前回予想並みとなる見通しですが、交通事業や不動産事業の営業利益が当初の想定を上回って推移していることなどから、営業利益、経常利益はそれぞれ前回予想を上回る見通しとなりました。一方で、助成金返還引当金繰入額の計上を見込むことによる特別損益の悪化などにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前回予想並みとなる見通しです。　なお、通期の業績予想につきましては、精査中でありますので、2023年11月９日に予定しております第２四半期決算発表時にお知らせいたします。　※上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。