【買い】京王電鉄(9008)短期的には底打ちか=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【買い】京王電鉄(9008)

■注目理由
7月31日に第1四半期決算を発表。不動産の販売が伸び悩んだことやホテルの開業費用が発生した影響で減収減益となっている。「京王ライナー」などの運輸業が好調なことに加え、ストア事業で昨年開業した店舗が好調なことから今期業績予想では増収増益を見込んでいる。

■テクニカル分析
5月21日に年初来高値7850円をつけた後は調整が続いていたが、直近は9月11日の安値6340円で反発している。RSI(9日)も65.6％と過熱感はほぼ無く、短期的には底打ちしたと判断した。

■事業概要
新宿以西が地盤。不動産、ホテルや百貨店なども展開。座席指定列車を強化。時価総額約8,561.49 億円。PER約29倍 PBR約2倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、営業収益1069億97百万円(前年同期比-1.7%)、営業利益121億60百万円(同-5.2%)、純利益83億21百万円(同+2.3%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の9月3週の勝率が75%（9勝3敗）となっており、9月3週は株価が上がりやすい傾向が見られる。9月3週の投資銘柄として注目しておきたい。