■注目銘柄:【買い】野村ホールディングス㈱(8604)
株式会社大阪野村銀行(現りそな銀行)の証券部から分離して設立され、のちに本店を東京に移転した。
■注目理由
10月27日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、売上高△8.8%ながら税引前四半期純利益+14.8%となり、好調だ。
チャートを見ると、7月以降は堅調な推移が続いている。
ボリンジャーバンドの拡張を伴いながら+2σラインに沿って株価が上昇するバンドウォークが見られるので、強い上昇トレンドが引き続き期待できるだろう。
2日は年初来高値を更新し、東証1部の売買高ランキングでメガバンク2社に続き第3位に食い込んだ。
米国株市場ではトランプ新政権下での金融規制緩和などに対する期待感から金融関連株が大きく株価水準を切り上げており、東京市場にもその流れが波及しているが、特に「銀行株では三菱UFJ、証券株では野村の海外展開比率が高く、米国金融緩和政策の恩恵を受けやすい」(市場関係者)との見方が株価の押し上げ要因となっているようだ。
(出典:2016年12月2日 株経ONLINE)
また12月5日終値時点でPBR0.91倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割安感がある。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。