東京株式(前引け)=反発、値ごろ感から押し目買いや買い戻しの流れ強まる
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株安や為替の円高など逆風環境のなか強さを発揮、一時日経平均は200円近い上昇をみせる場面があった。朝方は若干売りが先行したものの、その後は値ごろ感からの買い戻しが全体を押し上げる格好となった。3月期末を目前に駆け込みで権利取り狙いの買いも寄与したとみられる。ただ、前場終盤は戻り売り圧力から伸び悩んでいる。値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を下回っているが、売買代金は1兆3000億円台に膨らんだ。
個別ではソニー<6758.T>が堅調、ファナック<6954.T>も買い優勢。コマツ<6301.T>、ブイ・テクノロジー<7717.T>なども買われた。インプレスホールディングス<9479.T>が大幅高、テーオーシー<8841.T>、リンクアンドモチベーション<2170.T>も物色人気。フォーカスシステムズ<4662.T>も大幅高。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが軟調、東京エレクトロン<8035.T>も冴えない。キユーピー<2809.T>も売られた。アミューズ<4301.T>、ヴィンクス<3784.T>が急落、曙ブレーキ工業<7238.T>も大きく値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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