【↑】日経平均 大引け| 6日続伸、朝安も買い意欲強く切り返す (12月13日)
日経平均株価
始値 19120.76
高値 19253.51(15:00)
安値 19060.72(09:06)
大引け 19250.52(前日比 +95.49 、 +0.50% )
売買高 23億1300万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8389億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は朝安後に切り返し6日続伸、新値街道走る
2.FOMC前も押し目買い意欲旺盛で循環物色の流れ継続
3.為替の円安一服も原油高などリスクオンの流れ変わらず
4.空売り買い戻しを背景とした踏み上げ相場の色が鮮明に
5.売買代金2兆8000億円台をキープ、活況な商いも継続
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは39ドル高と6日連続で最高値更新。主要産油国による減産合意を受けた原油相場の大幅高で買いが優勢となった。
東京市場では朝方は売りに押されたものの、その後は買い意欲が強く切り返す展開となり、日経平均株価は新値街道を走る展開が続いた。
13日の東京市場は、前日の欧米株市場は総じて軟調に推移したことや外国為替市場で円安が一服したことなどを受け利益確定の売り優勢でスタートした。日本時間15日未明に判明するFOMCの結果を見極めたいとの思惑も買い手控えムードにつながった。しかし、原油市況が戻り足となるなど、リスクオンの余韻も残るなか、外国人など大口機関投資家の押し目買い意欲は旺盛で日経平均は容易に下がらない。銀行株が朝安後に下げ幅を縮小、自動車や電機セクターも徐々に戻り足をみせる展開となり、地合いは再び売り方が焦らされる展開に。後場に入ると一貫して上値を指向し、結局本日の高値近辺で着地、4日連続で年初来高値を更新している。
個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、NTT<9432>も上昇した。東京電力ホールディングス<9501>、ジャパンディスプレイ<6740>なども空売り買い戻し主導で急伸、踏み上げ相場の色をみせている。同様にIDOM<7599>も需給先行の上げ相場に。東京エレクトロン<8035>など半導体装置株の物色人気が再燃。キーエンス<6861>も大幅高に買われた。クックパッド<2193>、富士通ゼネラル<6755>、MonotaRO<3064>などにも買いが向かった。
半面、任天堂<7974>が安く、SMC<6273>の下値模索も続いている。gumi<3903>が利益確定売りに急反落、SUMCO<3436>が大きく値を下げたほか、アサヒグループホールディングス<2502>も安い。クボタ<6326>が下落、昭和電工<4004>、牧野フライス製作所<6135>なども売られた。
日経平均への寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、アステラス <4503> 、花王 <4452> 、塩野義 <4507> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で43円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はアサヒ <2502> 、TDK <6762> 、クボタ <6326> 、アルプス <6770> 、富士重 <7270> 。押し下げ効果は約18円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)医薬品、(3)情報・通信業、(4)石油石炭製品、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)機械、(3)保険業、(4)証券商品先物、(5)鉱業。
■個別材料株
△ホクト <1379>
11月月次売上高が24.7%増。
△ブラス <2424> [東証M]
1→2の株式分割を実施、1Q経常が24%増益で着地。
△くら <2695>
今期経常は1%増で4期連続最高益更新。
△モノタロウ <3064>
、11月の売上高は25.5%増。
△農業総研 <3541> [東証M]
道銀および道銀地域総研と地方創生で包括業務提携。
△ディディエス <3782> [東証M]
パナソニックのスマホ向けに指紋認証アルゴが採用。
△シーズHD <4924>
上期経常を33%上方修正。
△IDOM <7599>
11月の直営店車両販売台数は14.8%増。
△ヤオコー <8279>
神奈川の食品スーパーを買収。
△NTT <9432>
1.62%を上限に自社株買いを実施。
▲日本和装 <2499> [東証2]
株主優待制度を変更、クオカードなど中止。
▲クボタ <6326>
クレディ・スイス証が投資判断を「ニュートラル(中立)」に格下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サニックス <4651> 、(2)Jディスプレ <6740> 、(3)シーズHD <4924> 、(4)IDOM <7599> 、(5)システナ <2317> 、(6)富士通ゼ <6755> 、(7)クックパッド <2193> 、(8)ゲンキー <2772> 、(9)ネクステージ <3186> 、(10)ヤマシン―F <6240> 。
値下がり率上位10傑は(1)キムラタン <8107> 、(2)オルトP <3672> 、(3)安永 <7271> 、(4)三益半導 <8155> 、(5)ニチユ三菱 <7105> 、(6)gumi <3903> 、(7)やまびこ <6250> 、(8)SUMCO <3436> 、(9)クボテック <7709> 、(10)サイネックス <2376> 。
【大引け】
日経平均は前日比95.49円(0.50%)高の1万9250.52円。TOPIXは前日比8.82(0.58%)高の1540.25。出来高は概算で23億1300万株。値上がり銘柄数は1395、値下がり銘柄数は493となった。日経ジャスダック平均は2685.83円(16.21円高)。
[2016年12月13日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
ヤオコーのニュース一覧- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … リクルート、ブリヂストン、大林組 (11月11日発表分) 2024/11/12
- ヤオコー、上期経常が8%増益で着地・7-9月期も5%増益 2024/11/11
- Consolidated Financial Results for the Six Months Ended September 30, 2024 [Japanese GAAP] 2024/11/11
- 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/11/11
- 生き残りかけ新業態相次ぐ、食品スーパーのゲームチェンジャーを追う <株探トップ特集> 2024/11/07
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ヤオコーの取引履歴を振り返りませんか?
ヤオコーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。