<6881> キョウデン
四季報より 業種:電気機器。
【特色】プリント配線板大手。産業機器軸に設計開発から実装・組み立てまで一貫体制。工業材料事業も
【続 伸】基板はタイの車載用が車減産で後半軟調。が、国内は5GやIoT関連の受注拡大で挽回。好採算品伸び、原料高や設備増強による償却負担増を吸収。工業材料も金属系原料が堅調。営業益続伸。増配。
【中期経営計画】需要急増で発表7カ月後に上方修正。21~25年度の設備投資の累計額は当初の235億円から418億円へ1・8倍増。ビルドアップ基板の生産を増強。
2022年8月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+13.8%の58.00億円、経常利益+11.6%の57.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場での下落で2020年4月6日に198円で底打ちし、ここからゆるやかな上昇トレンド(A)を形成しています。この中で11月25日に361円の高値をつけ、2021年4月27日に298円まで押し目を入れて、急角度の上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、2022年1月4日に838円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(C)を形成しています。中期のチャートでみると、この下降トレンド(C)は、2020年4月6日の198円からのゆるやかな上昇トレンド(A)と結ぶ三角保ち合い(D)を形成しており、この中で2022年5月10日の478円を安値とする上半分でのもみあいを続けています。
838円の高値からの下落で、5月10日の478円で当面の底打ちとなり、反発して6月3日の646円、8月8日の648円と2点天井をつけて反落し、落ち着きどころを探しています。5月10日の478円を終値で切るといったの損切りとなりますが、そうでなければ600円まで戻す動きとなります。逆にリスクをとらない人は、478円を終値で切るのを待って400~450円の待ち伏せとなります。
<5991> 日本発條
四季報より 業種:金属製品。
【特色】独立系自動車部品メーカー。懸架ばね首位。シートも。HDD基幹部品の精密ばねも手がける
【続 伸】自動車シートは北米で不採算の日産向け事業売却もあり黒字化。懸架ばねは下期に数量上向く。需要増の半導体装置用やHDD用精密ばねが好調。原材料高騰こなし営業益続伸。為替差益。特益減る。
【戦略商品】モーターコアは日産ルノー連合向け中心に30年売上高10倍の300億円超を想定。EV充電器運用会社と連携し、機械式駐車場への充電器設置を実証開始。
2022年8月4日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+77.9%の380.00億円、経常利益+30.4%の400.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場での下落で2020年3月17日の574円で底打ちとなって6月9日に813円まで上昇し、ここを目先のピークに下落となり、8月7日に575円まで下げ2点底の形となりました。ここから11月13日の620円を安値に2021年6月3日に986円まで上昇し、8月20日に744円まで下げて再上昇となり、12月14日には1063円の年初来高値をつけました。ここをピークにもみあい2022年1月12日に1030円の2番天井をつけて下落となり、3月7日の766円、4月27日の795円を2点底にして6月9日に973円まで反発して戻り高値をつけ、7月7日に822円まで下げて再上昇し、8月15日の973円、9月12日の972円と2点天井をつけて反落となっています。6月9日の973円、8月15日の973円、9月12日の972円と973円ラインには強力な上値抵抗線ができていますので、しばらくはもみあいの可能性があります。下値は業績からいうと限定的ですので850円から下を狙うことになります。
<7283> 愛三工業
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】トヨタ系自動車部品メーカー、電子制御燃料噴射装置や吸排気系が主力。トヨタG向け6割強
【最高益】期初減産も下期の挽回生産で部品数量大幅増。会社計画は9月のデンソー事業譲受に伴う売上高上乗せ(約400億円)含まず。資材高騰分の販価転嫁進む。スロットルボディの新製品も寄与。営業益続伸。会社計画は保守的。最高純益更新。
【電動化】新規参入の電池ケースは試作終え、客先に提案活動開始。デンソーの燃料ポンプ事業譲受で米国生産子会社も取得。
2022年7月28日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+7.0%の105.00億円、経常利益+2.4%の105.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場での下落で2020年3月23日に412円で底打ちとなり、6月9日に634円まで上昇して、押し目となり7月31日の435円、11月30日の432円と2点底をつけて上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で、2021年7月27日に987円の高値をつけ年初来高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(B)を形成し、この中で2022年3月8日の620円で当面の底打ちとなり、ここからの反発でもみあい、4月27日の645円を安値とし、5月6日の773円を高値とする三角保ち合い(C)を形成しています。この三角保ち合い(C)の中で7月29日の674円の安値から8月26日に755円の高値をつけて下値確認の動きとなっています。
チャートからみると8月26日の755円は、987円からの下降トレンド(B)にアタマを抑えられ、同時に三角保ち合い(C)の上値斜線にもアタマを抑えられているため上放れするには755円を上回る必要があります。買い位置としては、中途半端ですので755円を上にぬくか、もしくは7月29日の674円を下回って買うということになります。業績からみると下値は限定的と思われます。
<5959> 岡部
四季報より 業種:金属製品。
【特色】建設向け仮設・型枠、構造機材が柱。米国でも建材販売。米国で自動車バッテリー部品事業を展開
【上向く】自動車バッテリー部品は環境対策費あり苦戦。だが構造機材や土木製品は伸び堅調。米国建材は製造部門上乗せ。原材料高は価格転嫁で吸収。営業益復調。連続増配。23年12月期は主力の構造機材が堅調。自動車部品は黒字浮上。連続営業増益。
【新製品】新たな固定柱脚工法のセレクトベースを発売、高付加価値製品を拡充。米国建材は東海岸中心に製販一体化で拡大。
2022年7月29日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+20.0%の52.00億円、経常利益+14.3%の54.00億円の増収・増益の見通し。
コロナ相場での下落で2020年3月13日の592円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(A)を形成し、この中で6月10日に859円の高値をつけて、7月31日に701円まで下げ、ここからの反発で9月29日に849円まで戻し、2点天井をつけて、ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年3月19日の826円を高値に大幅下落となり、7月9日に628円で当面の底打ちとなりました。その後11月17日の645円を2点底にして、2022年2月9日に765円まで上昇し、3月8日に659円まで下げて、3月22日に712円まで反発したあと、7月1日に601円まで下げ、2020年3月13日の592円に対する2番底となって9月13日に675円まで反発し押し目を形成しています。
<8137> サンワテクノス
四季報より 業種:卸売業。
【特色】電子、電機、機械扱う独立系技術商社。電機・機械組み合わせによるエンジニアリング事業強化
【最高益圏】半導体業界の活況と旺盛な設備投資で追い風続く。柱の電子部品は半導体製造装置向けが数量拡大。機械も半導体関連向けの搬送機器が伸び、FPD業界の需要減補う。営業活動活発化による販管費増で伸び率小だが、最高純益圏。連続増配。
【開 拓】半導体製造装置、ロボットマウンターなど6分野で専門営業による顧客獲得順調。滋賀、中国・青島に営業所開設。
2022年7月29日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+4.1%の50.00億円、経常利益+0.1%の52.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場での下落で2020年3月13日の685円で底打ちとなり、6月22日に995円まで上昇し、ここから7月31日に768円まで押し目を入れ、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年2月26日の995円を安値にやや上昇角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、12月8日に1839円の年初来高値をつけました。ここをピークに大幅下落となって2022年1月28日の1200円、3月8日の1198円と2点底をつけて6月8日に1520円まで上昇し、7月1日に1251円まで下げて反発し、8月5日に1520円とダブル天井をつけて再下落となっています。チャートの形としては、1200~1520円のボックス相場となっていますので1200円水準の買いとなります。
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