併せて、通期の同利益を従来予想の82億円→12億円(前期は84.5億円)に85.4%下方修正し、減益率が3.1%減→85.8%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は17億円の赤字(前年同期は52.3億円の黒字)に転落する計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の22円→3円(前期は26円)に大幅減額修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比15.1%増の23.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.9%→6.0%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
●連結業績予想修正の理由(1)第2四半期累計期間 売上高については、主にデサントジャパン株式会社及びデサントコリア株式会社の「デサント」「ルコックスポルティフ」の売上高が計画以上に堅調に推移したことにより前回発表予想を上回りました。また、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、主に当社及びデサントジャパン株式会社、デサントコリア株式会社の販管費削減などにより、前回発表予想を上回る結果となりました。(2)通期 売上高については、主にデサントコリア株式会社の下期(7月~12月)以降の売上低迷による業績不振が大きく影響していることや、これから始まる重要な冬物商戦の苦戦が見込まれることなどから、前回発表予想より大幅に下回る見込みとなりました。広告販促費の削減等販管費について見直しを行いましたが、売上高の大幅減少に伴う売上総利益の減少をカバーできず、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についても前回発表予想を下回る見込みです。●個別業績予想修正の理由(1)第2四半期累計期間 売上高については、下期に予定していた物販が上期に前倒しで進行したことが影響し、前回発表予想を上回りました。売上高の増加に伴う売上総利益の増加に加え、広告販促費等の販管費の減少により、経常利益及び四半期純利益が前回発表予想を上回りました。(2)通期 売上高については、主にデサントコリア株式会社の下期の業績不振が大きく影響し、前回発表予想を大幅に下回る見込みです。それに伴い、経常利益及び当期純利益についても前回発表予想を下回る見込みです。
●配当予想修正の理由 当社は、将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保するとともに、株主の皆様に対しては安定配当を目指しつつ、業績と配当性向を勘案して、適正な利益還元に努めております。2020年3月期の期末配当金につきましては、業績予想の修正を踏まえ、前回予想の1株当たり22円から19円減額の3円に修正いたします。なお、期末配当金の実施は、2020年5月開催予定の当社取締役会において決議する予定です。(注)上記予想は、現時点で得られた情報に基づいて算出しております。したがって実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
この銘柄の最新ニュース
デサントのニュース一覧- 出来高変化率ランキング(14時台)~ウィルスマート、ペルセウスなどがランクイン 2024/10/01
- 出来高変化率ランキング(13時台)~モダリス、アイカ工などがランクイン 2024/10/01
- 出来高変化率ランキング(10時台)~雨風太陽、大和重などがランクイン 2024/10/01
- 出来高変化率ランキング(9時台)~ビーロット、しまむらなどがランクイン 2024/10/01
- 伊藤忠商事株式会社の子会社であるBSインベストメント株式会社による当社株式に対する公開買付けに係る賛同の意見表明及び応募推奨に関するお知らせ 2024/09/30
マーケットニュース
デサントの取引履歴を振り返りませんか?
デサントの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。