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2020/02/04 - アステナHD(8095) の関連ニュース。~M&Aも含めて事業の組み換えが本格化、収益力も向上~【ポイント】・1月に医薬品のCMC研究開発に特化したスペラファーマを買収すると発表した。製薬メーカーが新薬を開発した後、新薬の原料・原薬をどのように作るか。その製造方法の開発や品質管理を担う機能がCMC(Chemistry Manufacturing Control)である。もともと武田薬品工業にあった会社を武州製薬が所有していたが、今回イワキが買収した。・取得価額は60億円、売上高63億円、営業利益6億円の会社である。のれんの償却期間を10~20年として、6~3億円の負担は想定されるが、営業利益でプラスの効果は見込

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【IRアナリストレポート】イワキ(8095)

著者:鈴木 行生
投稿:2020/02/04 12:10

~M&Aも含めて事業の組み換えが本格化、収益力も向上~

【ポイント】
・1月に医薬品のCMC研究開発に特化したスペラファーマを買収すると発表した。製薬メーカーが新薬を開発した後、新薬の原料・原薬をどのように作るか。その製造方法の開発や品質管理を担う機能がCMC(Chemistry Manufacturing Control)である。もともと武田薬品工業にあった会社を武州製薬が所有していたが、今回イワキが買収した。

・取得価額は60億円、売上高63億円、営業利益6億円の会社である。のれんの償却期間を10~20年として、6~3億円の負担は想定されるが、営業利益でプラスの効果は見込めよう。CMCの需要はかなりあり、医薬品原料事業とのシナジーもあるので有望である。

・今期からセグメントを組み替えて、①ファインケミカル事業(医薬品原料)、②医薬事業、③HBC・食品事業(化粧品、食品原料、一般用医薬品)、④化学品事業(電子材料用表面処理薬品)とした。スペラファーマは、ファインケミカル事業に入る。

・10年間の中長期ビジョンの下、今2020年11月期は5年目を当たる。岩城社長をリーダーに独自の「策揃え」(差別化戦略)を実行中である。2022年11月期までの3ヵ年計画では、売上高750億円、営業利益32億円、ROIC 8.5%を公表したばかりであるが、今回のM&Aで、達成の確度は高まり、ピーク利益の更新が続こう。

・4月の薬価改定やインバウンドの減少から慎重な見方も必要である。しかし、5Gの本格化で、電子部品・半導体関連の表面処理薬品に動きが出よう。皮膚のイワキと称するように売上高の2割強が皮膚関連で、新商材によるブランド作りにも取り組んでいる。同時に、商社から製造機能へのシフトを進めており、製造比率は40%以上に高まろう。

・1)抗がん剤向けなどの高活性原薬や中間体などAPI(有効成分)分野の強化、2)CMC研究開発受託事業の拡大、3)医薬品原料の合成技術の応用も含めた高純度の電子材料や、パワー半導体分野での新しい表面処理薬品、4)シルバー世代に強みを持つ通販化粧品分野などをリード役に、今後とも事業投資が活発化しよう。収益力は継続的に向上していくので、PBRも早晩1.0倍を超えてこよう。

目 次
1.特色 医薬品、医薬品原料、化学品で製造機能を強化
2.強み ジェネリック医薬品及び原料が大きな収益源
3.中期経営計画 10年ビジョンVision“i-111”で収益力向上を目指す
4.大型M&A スペラファーマの買収でCMC(医薬品製造方法)の研究開発受託事業に参入
5.当面の業績 ピーク利益の更新が続こう
5.企業評価 収益力向上の新たな道筋が見えてきた

イワキ <8095>
企業レーティング B
株価
(2020年2月3日)
512円
時価総額 177億円
(34.636百万株)
PBR 0.82倍
ROE 8.3%
PER 9.8倍
配当利回り 2.7%
総資本 44715百万円
純資産 20431百万円
自己資本比率 45.7%
BPS 624.1円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2010.11 50412 494 635 371 15.5 6.0
2011.11 53797 1215 1316 1619 53.9 7.0
2012.11 51953 1126 1292 728 21.6 6.0
2013.11 52465 1007 1144 744 22.0 6.0
2014.11 54145 890 962 496 14.7 7.5
2015.11 55422 559 694 -143 -4.3 6.0
2016.11 55121 977 1071 8 0.3 6.0
2017.11 57387 1571 1778 1241 37.9 7.5
2018.11 60083 1849 2000 1414 43.8 10.5
2019.11 61647 2121 2318 1533 47.0 13.0
2020.11(予) 68000 2200 2400 1700 52.0 14.0
2021.11(予) 73000 2900 3100 2000 61.1 15.0

(2019.11ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。2011.11期はメルテックス合併記念配1円、2014.11期は創業100周年記念配1.5円を含む。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/iwaki202002.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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