大引けの日経平均は前週末比440.65円安の21857.43円となった。終値としては7月11日以来、約1カ月ぶりに22000円を割り込んだ。東証1部の売買高は15億2364万株、売買代金は2兆5144億円だった。業種別では、機械、海運業、非鉄金属、電気機器、ゴム製品が下落率上位だった。一方、上昇したのはサービス業のみだった。
個別では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>など売買代金上位は全般軟調。村田製<6981>やキーエンス
<6861>は4%超安となり、ハイテク株の下げが目立った。東精密<7729>、三井金
<5706>、コカBJH<2579>、アイフル<8515>などは決算が嫌気されて急落。また、新川<6274>などはストップ安水準で本日の取引を終えた。一方、売買代金上位ではリクルートHD<6098>とスズキ<7269>が逆行高。リクルートHDは第1四半期決算が評価され、6%近い上昇となった。日本郵政<6178>も第1四半期業績が順調に進捗したことから買われた。また、その他決算発表銘柄ではドンキHD<7532>、SGHD<9143>などが急伸。東和薬品<4553>やジンズメイト<7448>はストップ高水準で取引を終え、セイコーHD<8050>も東証1部上昇率上位に顔を出した。
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