東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1700を超え全体の約8割を占めた。セクター別では、電気ガス、情報通信を除く31業種が上昇し、鉄鋼、繊維製品、海運、非鉄金属、機械、卸売、鉱業、精密機器などの上昇が目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、セコム<9735>、スズキ<7269>、資生堂<4911>、キヤノン<7751>が軟化した。
先週末のNYダウが終値ベースで初めて35000ドルを突破したほか、東京五輪が予定通り開幕したことも投資家心理の改善につながったようだ。こうしたなか、東京五輪でメダルを獲得した選手のスポンサー企業などにご祝儀買いが入り、モリト<9837>が一時ストップ高を演じたほか、パーク24<4666>、ミズノ<8022>、ミクシィ<2121>なども値を上げた。また、2022年末までに電気自動車部品の生産能力を6倍前後に増やすと伝わった日立<6501>や第1四半期の好業績観測報道の東レ<3402>、業績予想を上方修正した東製鉄<5423>も上伸した。
今週は、信越化<4063>、アドバンテス<6857>、アンリツ<6754>など主要企業の決算発表が本格化する。通期業績予想の上積みが期待できるのかが焦点となろう。また米国では、27日からは米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、29日には4-6月期のGDP(国内総生産)が発表される。FOMCでパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が引き続きハト派スタンスを強調すれば相場への下支え要因になるとみられる。GDPも1-3月期からは前期比で伸び率が加速すると見込まれており、良好な結果となれば、米国市場高を通じて日本市場の出遅れ修正局面が到来するとの声が多い。
<FA>
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