東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは任天堂効果でその他製品が6%を超える上昇。その他は、機械、電気機器、水産農林、海運が小じっかり。半面、鉱業、空運、陸運、金属製品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテのほか、東エレク<8035>、ファナック<6954>がけん引している。
日経平均は寄り付き直後に22250.37円まで上げ幅を広げた後は、上げ幅を縮めており、狭いレンジ取引での推移が続いた。出来高は2月22日以来、約2カ月ぶりに10億株を下回っている。売買代金は2兆円を辛うじて上回っているが、ファーストリテ、任天堂の影響によるものであろう。とは言え、狭いレンジながらも日経平均は5日線処を下値支持線として意識する格好であり、リバウンド基調は継続している。
なお、来週は週末からゴールデンウイークの10連休に入ることもあり、積極的な参加者はより限られることになろう。欧州市場については週明け22日がイースターマンデー(復活祭の月曜)の祝日で休場になるため、海外勢のフローは引き続き限られる。また、日米決算の第一弾のピークを迎え、日本では450社程が予定されている。さらに、米国では日本のゴールデンウイーク中(4月27日-5月6日)には、500社程度が決算発表を予定していることもあり、大型連休中の海外市場の動向も気掛かりになりそうである。そのため、短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。
<AK>
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