大引けの日経平均は前日比277.94円高の22549.24円となった。東証1部の売買高は12億6021万株、売買代金は2兆4823億円だった。業種別では、鉱業、不動産業、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、精密機器、サービス業、空運業が下落率上位だった。
個別では、ソフトバンクG<9984>とファーストリテ<9983>が揃って3%を超える上昇となり、2銘柄で日経平均を約116円押し上げた。子会社のNTT都市<8933>に対し株式公開買付け(TOB)を実施すると発表したNTT<9432>は4%超高。国際帝石
<1605>も原油先物相場の上昇や一部証券会社のレーティング付与観測を受けて4%近く上昇した。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自
<7203>、三菱UFJ<8306>などが堅調。また、NTT都市が買い気配のままストップ高水準となり、SKジャパン<7608>も連日でストップ高を付けて東証1部上昇率上位に並んだ。一方、9月訪日外国人客数の伸び鈍化が警戒された資生堂<4911>、統合比率などを発表した出光興産<5019>と昭和シェル<5002>は軟調ぶりが目立った。
キーエンス<6861>は小安い。また、ヨシムラフード<2884>やベクトル<6058>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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