東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは任天堂<7974>が終日強含みで推移しており、その他製品が上昇率トップ。その他、銀行、鉄鋼、非鉄金属、証券、保険が堅調。半面、パルプ紙、空運、金属製品、食料品、化学が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日立建機<6305>、ファナック<6954>がけん引。一方で東エレク<8035>、ダイキン<6367>が重石となっている。
自民党総裁選では、安倍総裁の3選圧勝が伝わり、本日の高値を付けるものの、その後本日の安値を付ける局面もみられるなど、結果を受けた乱高下がみられた。先物市場で敏感に反応した格好だが、一先ず想定通りの結果となり、短期筋の仕掛け的な動きといったところであろう。政権安定が意識されるほか、来年10月には消費増税が予定されるなか、着実な実施に向けての経済テコ入れ策などへの期待感が高まりやすいところである。
もっとも、トランプ米大統領との首脳会談のほか、茂木経済再生担当相は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との日米通商協議(FFR)が控えており、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。また、3連休を控えていることから、積極的な売買も期待しづらいところである。NT修正に伴うTOPIX型優位のほか、相対的に出遅れている銘柄への買い戻しが中心になりそうだ。
また、マザーズ、JASDAQともに下落となっている。そーせい<4565>が連日でストップ安となる中、引き続き需給懸念が根強い状況である。ただし、ゲーム関連の一角など、個別に動意付く銘柄も散見されており、そーせいの完全合致の寄り付きで、アク抜けといったところであろう。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
任天堂のニュース一覧- ADR日本株ランキング~ソフトバンクGなど全般売り優勢、シカゴは大阪比比380円安の37790円~ 今日 08:00
- 米国株式市場はまちまち、良好な成長期待が下支え(18日) 今日 06:58
- 18日のNY市場はまちまち 今日 06:58
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日ぶり反発、アドバンテストが1銘柄で約57円分押し上げ 2024/04/18
- 安田秀樹【2024年ゲーム業界投資の展望─任天堂の投資妙味は?】 <独立系アナリストの“無忖度”銘柄診断> 2024/04/18
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=リスクオフ相場の先行きを探る展開に (04/19)
- 東京株式(大引け)=1011円安と急落、半導体株安と中東情勢緊迫化で全面安 (04/19)
- ラガルドECB総裁、インフレ見通しへのリスクは双方向と強調 (04/19)
- ダウ平均は上昇して始まる 60ドル高=米国株オープン (04/19)
任天堂の取引履歴を振り返りませんか?
任天堂の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。