東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後に先物主導で切り返す
きょう前場の東京株式市場は、これまでの連騰の反動で利益確定売り優勢で始まったが、前場後半になって為替が円安に振れたことなどを背景にプラス圏に切り返した。先物が上昇し、これに連動した裁定買いが全体相場押し上げに寄与した。ただ上値も重く、上げ幅はわずかにとどまっている。
個別では任天堂<7974.T>がしっかり、enish<3667.T>も値を飛ばした。神戸製鋼所<5406.T>は大商いで売り買いを交錯させたがプラス圏で着地。東京エレクトロン<8035.T>、信越化学工業<4063.T>などが堅調、安川電機<6506.T>も買い優勢。さが美<8201.T>、ネットワンシステムズ<7518.T>も大幅高となった。半面、日産自動車<7201.T>が軟調、ダイフク<6383.T>も安い。豊和工業<6203.T>が大幅安、明治海運<9115.T>が利食われ、リンクアンドモチベーション<2170.T>も値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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