レジャー業界の投資戦略、国内有力証券がリアルエンターテインメントなどへの回帰を指摘◇
リポートによると、過去10年間(07年~16年)の主要レジャーの市場動向を振り返ると、スマホスマートフォンの普及拡大や「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」など大型作品の登場を背景にモバイルゲーム市場が急成長し、一人勝ちの状況が続いていたと指摘。ただ、スマホ普及の一巡感や、飽きや画期的な作品不足などでモバイルゲームの人気低下などから、モバイルゲーム市場は17年にピークアウトし、18年から縮小トレンドへ向かうと予想している。
その一方で、ゲームセンター、ボウリングなどリアルエンターテインメントやニンテンドースイッチ向けゲームソフトへの回帰や、働き方改革の推進による自由時間の大幅な増加で、隙間時間活用娯楽であるモバイルゲームの消費抑制などの流れから、ボウリングやアミューズメント施設、カラオケなどのリアルエンターテイメントやゲームソフト市場は、回復傾向が続くとみており、この動きに関する関連銘柄として、ラウンドワン<4680.T>、イオンファンタジー<4343.T>、任天堂<7974.T>などを挙げている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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