決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ビーマップ、ＭＣＪ、ＹＫＴ (11月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＹＫＴ <2693>
　18年12月期の連結経常利益を従来予想の3.9億円→4.8億円(前期は2.3億円)に23.1％上方修正し、増益率が69.6％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　ユニネク <3566>
　18年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.0％増の2億1800万円に伸び、通期計画の3億4100万円に対する進捗率は前年同期の61.7％を上回る63.9％に達した。

★No.4　エヌアイデイ <2349>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.9％増の9.4億円に伸び、通期計画の18億円に対する進捗率は52.2％に達し、5年平均の42.3％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2693> ＹＫＴ 　　　　ＪＱ 　 +20.50 　 11/ 2　　　3Q　　　135.86
<3566> ユニネク 　　　東Ｍ 　 +12.34 　 11/ 2　　　3Q　　　　9.00
<4588> オンコリス 　　東Ｍ 　 +11.11 　 11/ 2　　　3Q　　　　赤拡
<2349> エヌアイデイ 　ＪＱ 　 +10.41 　 11/ 2　　上期　　　　9.94
<5697> サンユウ 　　　東２ 　 +10.00 　 11/ 2　　上期　　　 16.25

<6322> タクミナ 　　　東２　　 +9.34 　 11/ 2　　上期　　　 88.43
<6560> ＬＴＳ 　　　　東Ｍ　　 +9.01 　 11/ 2　　　3Q　　　 51.68
<2477> 手間いらず 　　東Ｍ　　 +6.87 　 11/ 2　　　1Q　　　 21.47
<9959> アシードＨＤ 　東２　　 +4.80 　 11/ 2　　上期　　　　5.61
<3750> フラクタル 　　東２　　 +4.56 　 11/ 2　　上期　　　　黒転

<7963> 興研 　　　　　ＪＱ　　 +4.42 　 11/ 2　　　3Q　　　-27.46
<4364> マナック 　　　東２　　 +3.45 　 11/ 2　　上期　　　 64.21
<3848> データアプリ 　ＪＱ　　 +3.07 　 11/ 2　　上期　　　-24.12
<4316> ビーマップ 　　ＪＱ　　 +2.81 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡
<7859> アルメディオ 　東２　　 +2.33 　 11/ 2　　上期　　　　赤縮

<3910> ＭＫシステム 　ＪＱ　　 +1.85 　 11/ 2　　上期　　　-46.53
<6769> ザイン 　　　　ＪＱ　　 +1.59 　 11/ 2　　　3Q　　　　黒転
<4837> シダックス 　　ＪＱ　　 +1.39 　 11/ 2　　上期　　　　赤縮
<2405> ＦＵＪＩＫＯ 　東２　　 +1.38 　 11/ 2　　　1Q　　　 -2.82
<2480> シスロケ 　　　ＪＱ　　 +1.18 　 11/ 2　　上期　　　 -4.85

<6360> 東自機 　　　　東２　　 +1.16 　 11/ 2　　上期　　　　6.92
<6670> ＭＣＪ 　　　　東２　　 +1.00 　 11/ 2　　上期　　　 27.68
<9233> アジア航 　　　東２　　 +0.85 　 11/ 2　本決算　　　 37.96
<2816> ダイショー 　　東２　　 +0.78 　 11/ 2　　上期　　　 32.28
<6403> 水道機 　　　　ＪＱ　　 +0.68 　 11/ 2　　上期　　　　赤縮

<2573> 北海コカ 　　　東２　　 +0.54 　 11/ 2　　　3Q　　　　2.02
<3695> ＧＭＯ－Ｒ 　　東Ｍ　　 +0.06 　 11/ 2　　　3Q　　　-67.56

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース