■アイビー <4918> 666円 (+100円、+17.7%) ストップ高
アイビー化粧品 <4918> [JQ]がストップ高。24日の取引終了後、「JAK阻害剤」の発明について特許査定を受領したと発表しており、これを材料視した買いが膨らんだ。JAK(ヤヌスキナーゼ)とは、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を担う酵素のことで、この酵素活性を阻害することで疾患の発症や増悪を抑制する方法が近年注目されているという。会社側では、同特許技術を活用できる市場は大きいとしており、今回査定を得られたことは大変有益なこととしている。
■ゼネテック <4492> 1,008円 (+149円、+17.4%) 一時ストップ高
ゼネテック <4492> [JQ]が急反騰、一時ストップ高。同社は24日取引終了後、アプリケーション事業、システム事業を展開するバート(さいたま市見沼区)の全株式を取得すると発表した。取得価格は非公表としたが、直前連結会計年度の末日における連結純資産の15%未満としている。バートは世界で最も有名なERPのひとつであるSAPの導入コンサルティング事業を展開しており、大手企業から継続的に案件を受注している。バートが蓄積したSAP導入及び 人材育成に関するノウハウはゼネテックのデジタルファクトリー推進や強化に大きく貢献するものであると判断し、子会社化を決めたとしている。
■Gセキュリ <4417> 2,407円 (+232円、+10.7%)
グローバルセキュリティエキスパート <4417> [東証M]が続急騰。ITインフラエンジニアの育成に力を入れるアイエスエフネット(東京都港区)と共同で、セキュリティ人材を育成するための「セキュリティエンジニア育成プロジェクト」を開始したと発表しており、これが好材料視された。Gセキュリが提供するオリジナルの教育講座「セキュリスト(SecuriST)シリーズ」や「EC-Councilセキュリティエンジニア養成講座」を活用。プロジェクトを通じ、アイエスエフネットは認定脆弱性診断士をはじめとしたセキュリティ関連資格の取得やセキュリティの現場を通じて、3年間で300人のセキュリティエンジニア育成を目指す一方、Gセキュリはアイエスエフネットの技術者に対して認定脆弱性診断士及び「CND」「CEH」などの資格取得をサポートするとしている。
■VIX短先物 <1552> 2,246円 (+209円、+10.3%)
国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が3日続急騰。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時には上昇する特性を持つ。24日の米VIX指数は前日23日に比べ1.05(3.64%)ポイント高の29.90に上昇。一時、38.94にまで急伸する場面があった。米金融政策の早期金融引き締めへの警戒感やウクライナ情勢の緊迫化を受け、NYダウが一時1100ドルを超す下落となるなど乱高下し、VIX指数も荒い値動きとなった。これに伴い、25日の東京市場ではVIX短先物が上昇する展開となった。
■共立印刷 <7838> 149円 (+12円、+8.8%)
東証1部の上昇率トップ。共立印刷 <7838> が4日続急伸。24日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を12億円から14億円(前期比91.8%増)へ、最終利益を5億8000万円から7億3000万円(前期16億4500万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は380億円(前期比3.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、前期から取り組んでいる事業構造改革によるコスト削減やデジタルコミック事業の拡充、生分解性プラスチックフィルムの製造効率の向上などが利益を押し上げる。また、当初見込んでいた資金需要を抑えることができ、営業外費用が計画より減少することも寄与する。
■リアルワルド <3691> 1,052円 (+50円、+5.0%)
リアルワールド <3691> [東証M]が急反発。前日24日は5日ぶりに売りに押され一時1000円大台を割り込む場面もあったが、25日は寄り付きから大口の買い注文が入り、再び上昇トレンドを明示した。同社はWebメディア運営及びデジタルギフトサービスを手掛けている。24日取引終了後、「デジタルギフト」で「Visa e ギフト」とサービス連携を開始することを発表した。Visa e ギフトは世界中のVisa加盟店で決済が可能であり、デジタルギフトの新たな選択先として利用者拡大が見込めるとの思惑が、株価を改めて刺激する格好となったようだ。
■多木化 <4025> 5,670円 (+260円、+4.8%)
東証1部の上昇率4位。多木化学 <4025> が大幅高で4日続伸。24日の取引終了後、バカマツタケの事業化に向けた「きのこ事業化プロジェクト」に関して、商業生産を可能とする栽培方法を概ね確立したと発表しており、業容拡大期待から買いが入ったようだ。同社は昨年5月に研究栽培設備を増設しており、量産スケールでの生産安定性や生産コストなど課題解決のための検討を行ってきた。今後、この栽培方法において栽培試験を重ね、安定的な生産条件を決定し、2022年度内の試験販売と商業生産設備の着工を目指す。
■ナレッジS <3999> 785円 (+32円、+4.3%)
ナレッジスイート <3999> [東証M]が大幅続伸。25日午前10時ごろに発表した21年12月度のSaaS主要KPI(重要業績評価指標)月次進捗で、新規顧客から得られた月間経常収益が前年同月比42.9%増の265万7000円となり、開示を始めた10月度から3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感されたようだ。また、契約件数は同25.9%増の2427件と順調に伸びた。
■KIMOTO <7908> 232円 (+6円、+2.7%)
東証1部の上昇率9位。KIMOTO <7908> が大幅高で3日続伸。24日の取引終了後、中国の連結子会社が遼寧省瀋陽市に保有する土地・建物などを売却するのに伴い、22年3月期第4四半期に固定資産売却益が発生する見込みと発表しており、これが好材料視された。なお、計上額については精査中としている。
■KDDI <9433> 3,653円 (+75円、+2.1%)
KDDI <9433> が続伸。ここ全体相場は、米金融政策の動向やウクライナ情勢を巡る地政学リスクへの警戒感から投資家心理が悪化しており、25日の東京株式市場は全面安の展開となった。このなか、高配当優良株として買い安心感のある大手通信キャリアの株価が堅調に推移しており、特にKDDI株が強い値動きで日経平均プラス寄与度ではトップ。同社は株主還元に手厚い企業として知られ、今22年3月期には20期連続となる増配見通しを示しているほか、上限1500億円規模の自社株買いも実施中。今期業績は売上高・営業利益とも過去最高を更新する見込みで、増収増益トレンドが継続している。
■しまむら <8227> 10,340円 (+100円、+1.0%)
しまむら <8227> が続伸。24日の取引終了後に発表した1月度(21年12月21日~22年1月20日)の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比10.7%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。全国各地で強い冷え込みが続いたことで、肌着や靴下、寝具や靴など実用商品の冬物が売り上げを伸ばし、なかでもあったか素材「FIBER HEAT」の肌着や寝具、PB「CLOSSHI」のあったか素材のブーツの売り上げが好調だった。また、ミセス・シニア向け商品やビジネス・フォーマル関連商品の売り上げもコロナ前に近いレベルまで回復した。なお、全店売上高は同10.3%増だった。
※25日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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