東京計器、上期経常を一転黒字に上方修正

　東京計器 <7721> が10月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の4.8億円の赤字→0.8億円の黒字(前年同期は4.1億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の17.7億円(前期は26.6億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第2四半期累計期間の連結及び個別の業績予想につきましては、売上高は油空圧機器事業が減少したものの、防衛・ 通信機器事業及び船舶港湾機器事業で前期からのずれ込みや第３四半期以降の案件の前倒しがあったことなどから、ほぼ前回予想通りとなることが見込まれますが、利益は製品ミックスの変化により原価率が好転したことに加え、販管費の削減・第３四半期以降への繰り延べなどにより営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益（個別は四半期純利益）が好転する見込みであります。　なお、通期業績予想につきましては、2020年3月期第2四半期決算発表時（2019年11月11日予定）に公表する予定であります。※上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値とは異なる結果となる可能性があります。