―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 京進 <4735>
20年5月期の連結経常利益を従来予想の5億円→3億3300万円(前期は4億9900万円)に33.4%下方修正し、一転して33.3%減益見通しとなった。
▲No.5 サンエー <2659>
20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比21.5%減の85億円に減り、通期計画の116億円に対する進捗率は73.2%となり、5年平均の74.0%とほぼ同水準だった。
▲No.6 ダイコー通産 <7673>
20年5月期第2四半期累計(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比11.8%減の3.1億円に減り、通期計画の8.1億円に対する進捗率は38.7%にとどまり、さらに前年同期の49.6%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3186> ネクステージ 東1 -9.01 1/ 7 本決算 27.38
<3244> サムティ 東1 -8.77 1/ 7 本決算 10.66
<2792> ハニーズHD 東1 -7.44 1/ 7 上期 42.13
<4735> 京進 東2 -6.20 1/ 7 上期 -33.45
<2659> サンエー 東1 -5.30 1/ 7 3Q -21.48
<7673> ダイコー通産 東2 -0.42 1/ 7 上期 -11.80
<7679> 薬王堂HD 東1 -0.33 1/ 7 3Q -1.19
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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