決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … プロルート、日本ラッド、ジーエル (11月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月30日から2日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　日本電技 <1723>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の36億円→42.5億円(前期は44.6億円)に18.1％上方修正し、減益率が19.4％減→4.8％減に縮小する見通しとなった。

★No.4　プロルート <8256>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2200万円の黒字(前年同期は1億7300万円の赤字)に浮上し、通期計画の8500万円に対する進捗率は25.9％となった。

★No.7　テクノクオツ <5217>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比65.0％増の12.7億円に拡大し、通期計画の20.8億円に対する進捗率は61.4％に達し、5年平均の52.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1723> 日本電技 　　　ＪＱ　　 +9.16 　 11/ 2　　上期　　　 -6.50
<4736> 日本ラッド 　　ＪＱ　　 +4.49 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡
<9955> ヨンキュウ 　　ＪＱ　　 +3.56 　 11/ 2　　上期　　　 -2.87
<8256> プロルート 　　ＪＱ　　 +2.23 　 11/ 2　　上期　　　　黒転
<6930> 日本アンテナ 　ＪＱ　　 +1.61 　 11/ 2　　上期　　　　赤転

<7268> タツミ 　　　　ＪＱ　　 +1.29 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡
<5217> テクノクオツ 　ＪＱ　　 +1.27 　 11/ 2　　上期　　　 64.99
<6307> サンセイ 　　　東２　　 +1.26 　 11/ 2　　上期　　　 53.66
<7705> ジーエル 　　　東２　　 +1.04 　 11/ 2　　上期　　　 49.68
<2675> ダイナック 　　東２　　 +0.34 　 11/ 2　　　3Q　　　　赤拡

<2406> アルテＨＤ 　　ＪＱ　　 +0.18 　 11/ 2　　　3Q　　　-66.67
<3566> ユニネク 　　　東Ｍ　　 +0.06 　 11/ 2　　　3Q　　　-20.51

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース