ホンダ、販売台数増加や為替換算影響などで１８年３月期通期の連結業績予想を上方修正

　ホンダ<7267.T>は２日取引終了後、１８年３月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上収益を１５兆５００億円から１５兆２０００億円（前期比８．６％増）へ、営業利益を７４５０億円から７７５０億円（同７．８％減）へ、最終利益を５８５０億円から１兆円（同６２．２％増）へそれぞれ増額した。

　売上収益は、販売台数の増加や為替換算影響などにより、１７年１１月１日に公表した業績予想を上回る見込みとなった。税引前利益は、持分法による投資利益の増加などにより、業績予想を上回る見込み。最終利益は、米国での法人税率の引き下げに伴う法人所得税費用の減額などが寄与している。

　あわせて発表した第３四半期累計の連結決算は、売上収益１１兆４４６４億１８００万円（前年同期比１１．８％増）、営業利益７０６７億３２００万円（同０．６％増）、最終利益９５１５億９２００万円（同８２．８％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）