大引けの日経平均は前日比21.06円安の22451.86円と、5日ぶりに小幅な反落となった。東証1部の売買高は11億1478万株、売買代金は1兆9233億円だった。業種別では、ガス、陸運業、水産業、ガラス、パルプ、証券業などが下落率上位となった一方で、海運業、空運業、石油、化学などが上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の約29%、対して値下がり銘柄は約66%となった。
個別では、指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>と東エレク<8035>の2銘柄が日経平均のマイナス寄与度で上位となり、2銘柄で約9円押し下げた。一方、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>が指数の下支え役となった。一部メディアで村田製作所<6981>社長のインタビュー記事が掲載されたことで電子部品の世界需要の底打ちへの期待感から同社のほか、太陽誘電<6976>やTDK<6762>などの電子部品株が堅調であった。他方で、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>などは軟調となり、売買代金上位における下落銘柄となった。 <YN>
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