米国株の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄付き直後は3月限先物・オプション取引の特別清算値(SQ値、概算39863.92円)に絡んだ売買などが影響して、寄付き後の日経平均は、一時前日比マイナス圏に突入する場面が見られた。売り一巡後は、切り返したが、円高推移が重しとなり終値ベースではSQ値を下回った。なお、プライム市場の売買代金は、SQ値算出に絡んだ売買が加わったことから6.3兆円と商いが膨らんだ。
大引けの日経平均は前日比90.23円高(+0.23%)の39688.94円となった。東証プライム市場の売買高は22億3578万株、売買代金は6兆3949億円だった。セクター別では、建設業、銀行業、電気・ガス業、鉄鋼、保険業などが上昇した一方、陸運業、空運業、輸送用機器、海運業、ゴム製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は67%、対して値下がり銘柄は29%となっている。
日経平均採用銘柄では、鹿島建設<1812>、大成建設<1801>、大林組<1802>など建設株が総じて上昇したほか、日本銀行の金融政策決定会合への思惑が高まっていることから、みずほフィナンシャルグループ<8411>、三井住友FG<8316>など銀行株も強い。このほか、大阪ガス<9532>、エーザイ<4523>が買われた。日経平均採用以外の銘柄では、子会社の自動翻訳機を手掛けるポケトークの上場報道を受けて親会社のソースネクスト<4344>がストップ高となった。
一方、保有するオリエンタルランド<4661>株式を譲渡することで期末配当予想を26円から34円に修正した京成電鉄<9009>が売られたほか、京王電鉄<9008>、東武鉄道<
9001>、小田急電鉄<9007>、JR東日本<9020>など鉄道株も総じて安い。このほか、為替の円高推移がネガティブ視されて、いすゞ自動車<7202>、スズキ<7269>など自動車株も連日で売られた。日経採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>が後場急落した。
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