<動意株・29日>(大引け)=FフォースG、東京通信など
東京通信<7359.T>=反発。28日取引終了後、デジタルマーケティング支援を手掛けるULTRA SOCIAL(横浜市西区)と、TikTok LIVEクリエーターの発掘に向け代理店契約を締結したと発表。これが手掛かりとなったようだ。東京通信はクリエーター発掘のためのソーシング活動を展開。ULTRA SOCIALはTikTokに特化したマーケティングのノウハウ提供を手掛けるという。
ジャパニアス<9558.T>=上値追い継続。株価は12月中旬以降の全体相場波乱局面でもバランスを崩すことなく、25日移動平均線をサポートラインとするきれいな下値切り上げトレンドを形成している。同社はAI・IoT分野やクラウドサービスを主軸とした先端エンジニアリング事業を展開し、主力は人材が払底状態にあるITエンジニアの派遣事業だ。現在はSE(システムエンジニア)関連が収益の柱として業績に貢献している。今年9月13日に東証グロース市場に上場してまだ3カ月半あまり。セカンダリーでは上場2日目に2549円の高値をつけた後に株価は全体相場の波乱に巻き込まれ急落を余儀なくされたものの、10月以降は安定した上昇波動を形成してきた。22年11月期は売上高が前の期比13%増の81億5300万円、営業利益は同58%増の5億3900万円予想と大幅な伸びを見込むが、一段の上振れが有力視されている。また23年11月期以降も2ケタ成長トレンドは維持されそうだ。
バンク・オブ・イノベーション<4393.T>=切り返し急。今月中旬以降は先駆した中小型株の下げが目立つ状況となっているが、スマートフォン・パソコン向けRPG「メメントモリ」の想定超の大ヒットを背景に株価を変貌させた同社株も、この流れに抗えず直近2週間でもみ合いを大きく下放れる格好を余儀なくされていた。しかし、下落途上は外資系証券経由の貸株調達による空売りも高水準であったことから、年内最終売買日を目前にショートポジションの巻き戻しが入っているもようだ。東証信用残も直近23日現在で買い残が減少しており、目先筋の投げが一巡したことを示唆している。
ERIホールディングス<6083.T>=急伸。同社は28日取引終了後、23年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比14.0%増の10億6200万円となり、通期計画16億7300万円に対する進捗率が63%超に達していることが好感されているようだ。売上高は同5.8%増の83億9100万円で着地。住宅性能評価及び関連事業を除き、確認検査及び関連事業、ソリューション事業、並びにその他事業がそれぞれ増収となったことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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