エノモト---1Qは営業利益が14.1%増、コネクタ用部品製品群の需要が堅調に推移

エノモト<6928>は26日、2020年3月期第1四半期（19年4-6月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.2%増の55.31億円、営業利益が同14.1%増の3.06億円、経常利益が同4.1%増の2.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.1%増の2.12億円となった。

IC・トランジスタ用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比2.7%増の18.92億円となった。自動車向け部品の需要が堅調であった。

オプト用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比17.2%減の6.46億円となった。前年に好調であった自動車向け部品や、大型ディスプレイ及びアドバタイズメント等の設備向け部品が、昨年末以降に在庫調整局面に転じた。

コネクタ用部品製品群の売上高は前年同期比37.8%増の28.13億円となった。自動車向け部品は堅調に推移したほか、ウェアラブル端末向け等の新たな需要の増加が見られた。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.2%減の210.00億円、営業利益が同6.0%増の12.00億円、経常利益が同4.8%減の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の9.20億円とする期初計画を据え置いている。


＜SF＞