決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 日本ホスピス、セプテニＨＤ、エリアリンク (4月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月25日から4月26日の決算発表を経て5月7日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トリニ工 <6382>
　19年3月期の連結経常利益は前の期比14.4％減の22.4億円になったが、従来予想の17億円を上回って着地。

★No.3　日本ＳＨＬ <4327>
　19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.7％増の7.6億円に伸び、通期計画の11.6億円に対する進捗率は65.5％に達し、5年平均の49.6％も上回った。

★No.5　セキド <9878>
　19年3月期の経常損益(非連結)は1億4700万円の赤字(前の期は3900万円の黒字)に転落したが、20年3月期は2000万円の黒字に回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6382> トリニ工 　　　東２ 　 +13.57 　　4/26　本決算　　　　2.27
<4293> セプテニＨＤ 　ＪＱ 　 +13.01 　　4/26　　上期　　　-50.37
<4327> 日本ＳＨＬ 　　ＪＱ　　 +9.22 　　4/26　　上期　　　 28.72
<7061> 日本ホスピス 　東Ｍ　　 +9.21 　　4/26　　　1Q　　　　　－
<9878> セキド 　　　　東２　　 +8.18 　　4/26　本決算　　　　黒転

<7945> コマニー 　　　東２　　 +7.20 　　4/26　本決算　　　 70.02
<8914> エリアリンク 　東Ｍ　　 +5.64 　　4/26　　　1Q　　　 88.92
<3911> Ａｉｍｉｎｇ 　東Ｍ　　 +4.66 　　4/26　　　1Q　　　　黒転
<7298> 八千代工 　　　ＪＱ　　 +3.55 　　4/26　本決算　　　589.66
<5279> 日本興業 　　　ＪＱ　　 +2.98 　　4/26　本決算　　　　1.75

<1788> 三東工業 　　　ＪＱ　　 +2.84 　　4/26　　　3Q　　　 23.96
<9914> 植松商会 　　　ＪＱ　　 +2.72 　　4/26　本決算　　　-13.24
<9761> 東海リース 　　東２　　 +2.58 　　4/26　本決算　　　 79.01
<6888> アクモス 　　　ＪＱ　　 +2.39 　　4/26　　　3Q　　　 64.65
<2481> タウンＮ 　　　ＪＱ　　 +1.93 　　4/26　　　3Q　　　 -4.24

<5008> 東亜石 　　　　東２　　 +1.84 　　4/26　　　1Q　　　 -4.16
<8889> ＡＰＡＭＡＮ 　ＪＱ　　 +0.90 　　4/26　　上期　　　-29.47
<6026> ＧＭＯテック 　東Ｍ　　 +0.69 　　4/26　　　1Q　　　　黒転
<1948> 弘電社 　　　　東２　　 +0.63 　　4/26　本決算　　　-25.69
<1381> アクシーズ 　　ＪＱ　　 +0.49 　　4/26　　　3Q　　　-19.93

<3326> ランシステム 　ＪＱ　　 +0.43 　　4/26　　　3Q　　　573.08
<4987> 寺岡製 　　　　東２　　 +0.39 　　4/26　本決算　　　 10.54
<3275> ハウスコム 　　ＪＱ　　 +0.37 　　4/26　本決算　　　　4.08
<6391> 加地テック 　　東２　　 +0.35 　　4/26　本決算　　　 76.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5月7日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース