*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~東エレクが日経平均を下支えする相場展開へ~
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:東エレクが日経平均を下支えする相場展開へ
■日本製鉄、3Q営業利益 4.6%増 7618億円、通期据え置き
■前場の注目材料:積水ハウス、 豪州シドニー近郊に500億円投資、分譲マンション開発
■東エレクが日経平均を下支えする相場展開へ
10日の日本株市場は、米株安の影響を受けるものの、次第に底堅さは意識されそうである。9日の米国市場はNYダウが249ドル安だった。新規失業保険申請件数が予想を上回ったため労働市場ひっ迫緩和の思惑で金利低下を好感した買いから上昇する場面も見られた。ただし、リッチモンド連銀のバーキン総裁が利上げ軌道を維持する必要性を強調。金利の上昇が重荷となり、下落に転じた。
終盤にかけてJPモルガンのダイモンCEOがインフレにおいて勝利宣言するのは時期尚早と発言。さらに、来週には米消費者物価指数(CPI)を控えるなか、持ち高調整の売りが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の27540円。円相場は1ドル131円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27690円まで買われた後は戻り売りに押される格好だったが、27500円水準での底堅さが見られていた。来週の米CPIの発表を控え、積極的な買いの動きは手控えられるものの、東エレク<8035>の上昇が期待されるなか、日経平均を下支えする可能性はありそうだ。
東エレクはコンセンサスを上回る上方修正を発表。1株を3株とする株式分割を発表した。指数インパクトが大きいほか、他の半導体株への支援材料になる可能性があり、日経平均の底堅さにつながりそうだ。また、米国ではテスラが強い動きを継続していることもセンチメント改善に向かわせよう。
物色はこう着感の強い相場展開のなか、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。昨日の引け後に決算を発表したところでは、ダイコク電<6430>、FUJIジャパン<1449>、ケーユーHD<9856>、アクセルM<3624>、オイシックス<3182>、GCジョイコ<6249>、マツオカコーポ<3611>、AndDo<3457>、ワイヤレスG<9419>、アイコム<6820>、東海カーボ<5301>、KNTCT<9726>、太平電<1968>、WASHハウス<6537>などが注目されよう。
■日本製鉄、3Q営業利益 4.6%増 7618億円、通期据え置き
日本製鉄<5401>が発表した2023年3月期第3四半期業績は、売上収益が前年同期比20.6%増の5兆9616.82億円、営業利益は同4.6%増の7618.44億円だった。世界的な景気減速懸念から鋼材需要の低迷が続いているものの、「抜本的な収益構造対策」が寄与した。23年3月期の業績予想は据え置いた。
■前場の注目材料
・シカゴ日経先物は上昇(27540、大阪比+10)
・1ドル=131.40-50円
・SOX指数は上昇(3059.62、+4.00)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・積水ハウス<1928>豪州シドニー近郊に500億円投資、分譲マンション開発
・東芝<6502>JIP連合最終提案、三井住友銀など融資確約、2.2兆円規模確保にめど
・双日<2768>メキシケムとフッ化水素を共同生産、北九州にプラント建設
・豊田通商<8015>SBエナジー買収、風力・太陽光で国内最大規模に
・丸紅<8002>EV廃電池のリサイクル参画、米社に65億円出資
・ダイキン<6367>英行政機構と脱炭素で協業、省エネ暖房導入など
・ソニーG<6758>英当局、ソニーとの競争阻害可能性示唆、米MSのゲーム社買収計画
・UACJ<5741>東洋製缶HDとアルミ缶再生で提携、水平リサイクル推進
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月国内企業物価指数(前年比予想:+9.7%、12月:+10.2%)
<海外>
・10:30 中・1月消費者物価指数(前年比予想:+2.1%、12月:+1.8%)
・10:30 中・1月生産者物価指数(前年比予想:-0.5%、12月:-0.7%) <ST>
■株式見通し:東エレクが日経平均を下支えする相場展開へ
■日本製鉄、3Q営業利益 4.6%増 7618億円、通期据え置き
■前場の注目材料:積水ハウス、 豪州シドニー近郊に500億円投資、分譲マンション開発
■東エレクが日経平均を下支えする相場展開へ
10日の日本株市場は、米株安の影響を受けるものの、次第に底堅さは意識されそうである。9日の米国市場はNYダウが249ドル安だった。新規失業保険申請件数が予想を上回ったため労働市場ひっ迫緩和の思惑で金利低下を好感した買いから上昇する場面も見られた。ただし、リッチモンド連銀のバーキン総裁が利上げ軌道を維持する必要性を強調。金利の上昇が重荷となり、下落に転じた。
終盤にかけてJPモルガンのダイモンCEOがインフレにおいて勝利宣言するのは時期尚早と発言。さらに、来週には米消費者物価指数(CPI)を控えるなか、持ち高調整の売りが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の27540円。円相場は1ドル131円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27690円まで買われた後は戻り売りに押される格好だったが、27500円水準での底堅さが見られていた。来週の米CPIの発表を控え、積極的な買いの動きは手控えられるものの、東エレク<8035>の上昇が期待されるなか、日経平均を下支えする可能性はありそうだ。
東エレクはコンセンサスを上回る上方修正を発表。1株を3株とする株式分割を発表した。指数インパクトが大きいほか、他の半導体株への支援材料になる可能性があり、日経平均の底堅さにつながりそうだ。また、米国ではテスラが強い動きを継続していることもセンチメント改善に向かわせよう。
物色はこう着感の強い相場展開のなか、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。昨日の引け後に決算を発表したところでは、ダイコク電<6430>、FUJIジャパン<1449>、ケーユーHD<9856>、アクセルM<3624>、オイシックス<3182>、GCジョイコ<6249>、マツオカコーポ<3611>、AndDo<3457>、ワイヤレスG<9419>、アイコム<6820>、東海カーボ<5301>、KNTCT<9726>、太平電<1968>、WASHハウス<6537>などが注目されよう。
■日本製鉄、3Q営業利益 4.6%増 7618億円、通期据え置き
日本製鉄<5401>が発表した2023年3月期第3四半期業績は、売上収益が前年同期比20.6%増の5兆9616.82億円、営業利益は同4.6%増の7618.44億円だった。世界的な景気減速懸念から鋼材需要の低迷が続いているものの、「抜本的な収益構造対策」が寄与した。23年3月期の業績予想は据え置いた。
■前場の注目材料
・シカゴ日経先物は上昇(27540、大阪比+10)
・1ドル=131.40-50円
・SOX指数は上昇(3059.62、+4.00)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・積水ハウス<1928>豪州シドニー近郊に500億円投資、分譲マンション開発
・東芝<6502>JIP連合最終提案、三井住友銀など融資確約、2.2兆円規模確保にめど
・双日<2768>メキシケムとフッ化水素を共同生産、北九州にプラント建設
・豊田通商<8015>SBエナジー買収、風力・太陽光で国内最大規模に
・丸紅<8002>EV廃電池のリサイクル参画、米社に65億円出資
・ダイキン<6367>英行政機構と脱炭素で協業、省エネ暖房導入など
・ソニーG<6758>英当局、ソニーとの競争阻害可能性示唆、米MSのゲーム社買収計画
・UACJ<5741>東洋製缶HDとアルミ缶再生で提携、水平リサイクル推進
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月国内企業物価指数(前年比予想:+9.7%、12月:+10.2%)
<海外>
・10:30 中・1月消費者物価指数(前年比予想:+2.1%、12月:+1.8%)
・10:30 中・1月生産者物価指数(前年比予想:-0.5%、12月:-0.7%) <ST>
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