■Aiming <3911> 403円 (+12円、+3.1%)
Aiming <3911> [東証G]が大幅続伸。同社は30日、バトルアクションRPG「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル」(ダンクロ)の公式サイトなどを公開したと発表。ダンクロは、シリーズ最新作のバトルアクションRPGで、アニメのような3Dグラフィックで描くキャラクターたちとともに物語や名バトルを追体験できるゲーム。配信開始は23年春を予定している。
■ハピネット <7552> 2,053円 (+60円、+3.0%)
ハピネット <7552> [東証P]が大幅高で5日続伸。インバウンド需要の回復とともにカプセル玩具関連として関心が高まったようだ。専門店「gashacoco(ガシャココ)」を全国の大型商業施設を中心に69店舗展開しており、11月14日に発表した上期(4-9月)決算では「ガシャココ」の出店や新規ロケーションの拡大などが寄与しカプセル玩具事業は前年同期比34.4%増の108億円に伸長したという。今後も商品ラインアップを拡充するとともに魅力的な売り場展開を実施することで同事業の拡大を狙うとしている。
■マツキヨココ <3088> 6,600円 (+190円、+3.0%)
マツキヨココカラ&カンパニー <3088> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。中国のゼロコロナ政策の撤回とその後の急激な 新型コロナウイルス感染者の急増で、中国人が母国の家族や知人に向けて風邪薬や解熱剤を「爆買い」する姿が目立つようになったことを受けて、ドラッグストア大手の同社に思惑的な買いが向かったようだ。また、ウエルシアホールディングス <3141> [東証P]、ツルハホールディングス <3391> [東証P]、コスモス薬品 <3349> [東証P]など他のドラッグストア大手にも買いが目立った。
■CANBAS <4575> 1,168円 (+28円、+2.5%)
キャンバス <4575> [東証G]が反発。29日の取引終了後、米国で進めている膵臓がん3次治療を対象とした「CBP501」臨床第2相試験(ステージ1での早期終了を決定済み)のすべての投与群で所定の投与が完了したことを確認したと発表。今後、患者の経過観察などを進めた後に第2相試験を終了し、第3相試験を早期に開始することを目指す。同社は、患者への投与と観察をもって第2相試験を早期終了させる方針を既に11月に明らかにしている。
■Uアローズ <7606> 1,852円 (+44円、+2.4%)
ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]が続伸。アダストリア <2685> [東証P]が29日の取引終了後、23年2月期の業績及び配当予想を上方修正したことを受けて、同じくカジュアル衣料の専門店を展開する同社やTOKYO BASE <3415> [東証P]などに好業績期待の買いが入ったようだ。両社ともに月次売上高を開示し、足もとの堅調を確認していることも安心感につながったようだ。
■スミダコーポ <6817> 1,374円 (+31円、+2.3%)
スミダコーポレーション <6817> [東証P]が4日ぶりに反発。30日の朝日新聞電子版が「トヨタ自動車は、電気自動車(EV)向けの専用ラインを、国内工場に設ける検討に入った」と報じた。前日29日の米国市場でテスラ株が急伸した追い風もあって、車載向けコイルを手掛ける同社をはじめEV関連銘柄を物色する動きが広がった。EV向けセラミックボールのツバキ・ナカシマ <6464> [東証P]や、EV向けで振動試験装置の拡販が期待されているIMV <7760> [東証S]が堅調に推移した。報道によると、トヨタは同社初のEV専用モデルのSUV(スポーツ多目的車)「bZ4X」向けに専用ラインをつくり、2025年にも増産を始める方向。ラインを設けるのは高岡工場(愛知県豊田市)が候補となっているという。
■共立メンテ <9616> 5,900円 (+100円、+1.7%)
共立メンテナンス <9616> [東証P]が3日ぶりに反発。29日の取引終了後に発表した11月のグループ売上高が前年同月比32.9%増の180億6300万円となったことが好感された。寮事業において、期初からの日本人学生稼働室数の大幅な増加に加え、入国規制の緩和などにより留学生の増加傾向が続いた。また、ホテル事業では秋の行楽シーズンを迎えて、全国旅行支援による追い風や、訪日外国人旅客数が段階的に回復するなど、ドーミーイン・リゾートともに高い稼働率で推移し、客室単価が新型コロナウイルス感染症発生前の19年同月水準を超過したことも寄与した。
■WNIウェザ <4825> 7,150円 (+120円、+1.7%)
ウェザーニューズ <4825> [東証P]が続伸。岩井コスモ証券は29日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は7700円から8000円に見直した。第2四半期累計(6-11月)の連結営業利益は前年同期比10.6%増の12億7100万円と業績改善を示した。防災への関心の高まりやリオープン(経済再開)を背景に同社が提供する気象情報関連サービスへの需要は堅調。23年5月期の同利益は前期比10.2%増の32億円と会社予想の達成が期待できるとみている。また、24年5月期は36億円への増益を予想している。
■Genky <9267> 3,635円 (+50円、+1.4%)
Genky DrugStores <9267> [東証P]が反発。29日の取引終了後に発表した12月度の営業速報で、既存店売上高は前年同月比2.5%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。150~900坪の大型店が同3.3%減と引き続き不振だったものの、標準化された300坪のレギュラー店は同4.9%増となったことが牽引した。なお、全店売上高は同9.2%増だった。
■イー・ギャラ <8771> 2,443円 (+32円、+1.3%)
イー・ギャランティ <8771> [東証P]が8日続伸。29日の取引終了後、23年3月期の期末一括配当予想を26円から30円へ引き上げたことが好感された。23年3月期に保証残高1兆円を達成する見込みとなったことを記念して、記念配当4円を実施する。同時に22年3月期末時点の株主に対して実施した株主優待を最後に、株主優待制度を廃止すると発表した。株主への公平な利益還元のあり方を協議するなかで、配当による利益還元を行うことが公平かつ有効であると判断した。
■ウチヤマHD <6059> 268円 (+3円、+1.1%)
ウチヤマホールディングス <6059> [東証S]が4日続伸。30日正午ごろ子会社さわやか倶楽部が、障がい児通所支援事業所「さわやか愛の家きくち館」(熊本県菊池市)放課後等デイサービス定員10人を開設すると発表しており、好材料視された。23年1月1日に開設する予定で、同事業所の開所によりグループの介護事業の拠点数及び事業所数は121施設198事業所となり、障害福祉事業所としては27事業所となる。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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