大幅反発。20年9月期の単独営業利益を今期予想比で約5割増の10億円程度に引き上げる計画だと一部メディアが報じており、好感されているようだ。なお、売上高は同6割増加した35億円程度を見込んでいると。報道によると、人材不足が深刻なIT(情報技術)業界向けに求人サイトの利用を伸ばし、求職者の転職が成約するごとに企業から受け取る成功報酬の拡大も目指す方針のようだ。
SKジャパン<7608>:729円(+64円)
大幅反発。前日に前2月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の2.3億円から3億円、前期比2.6倍に引き上げ。「星のカービィー」など定番キャラクターが好調に推移しているほか、同社オリジナルの「もちもちマスコット」シリーズや「忠犬もちしば」の増販などで売上総利益率が向上したもよう。1月に続いての大幅上方修正にポジティブなインパクトが優勢に。
ラクオリア創薬<4579>:2188円(+105円)
大幅反発。5-HT2B拮抗薬の英国における第I相臨床試験が終了したと発表、良好な結果となったことから買い材料視されているようだ。臨床試験では、計79例の健康成人被験者が組み入れられ、良好な安全性・忍容性と薬物動態が確認された。新しい作用機序に基づく下部消化器症状治療薬となることが期待されている。
VisSCOTEC<6698>:32600円(+5020円)
ストップ高。18年3月期の通期計画を上方修正、営業利益は3.79億円から4.70億円に引き上げた。電子部品の生産や設備更新の集中時期が翌期以降に一部ずれ込むと想定し保守的に予想していたが、販売は好調を継続。加えて、上場関連諸費用が想定より抑制できたことも寄与したようだ。また、3月31日(実質的には30日)を基準日として、1株につき8株の割合で株式分割を実施すると発表したことも材料視されている。
ヤフー<4689>:504円(-30円)
大幅続落。前日にアルタバ(旧:米ヤフー)の電話会議が開催され、ヤフージャパンの保有株の売却意向を発表しているもよう。売却株数などは不明だが、マーケットで売り出す予定のようだ。アルタバは現在、同社の第2位株主であり、本日は需給面への影響を警戒する動きが先行している。今後は同社の対応策などに関心が向かうこととなりそうだ。
イグニス<3689>:2102円( - )
ストップ高買い気配。子会社のパルスを通じて「INSPIX」の自社開発を加速、有名IP誘致・新規IP制作及び海外展開を本格的に始動すると発表。「INSPIX」はVR(仮想現実)空間上でライブを開催することができるプラットフォームで、ユーザーが会場に出向くことなく、ライブ体験することを目指している。パルスは作詞家の秋元康氏らが資本参加したことで話題となった経緯もあり、発表を受けて改めて期待感が再燃する格好に。
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