日経平均株価
始値 26580.43
高値 26585.21(09:00)
安値 26414.74(10:00)
大引け 26524.79(前日比 +88.40 、 +0.33% )
売買高 9億9101万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8106億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり反発、欧州株高とナスダック最高値など好感
2.新型コロナの変異種を警戒もワクチン普及期待などから買い優勢
3.ナスダック株上昇を受け、半導体関連などが買われ全体を支える
4.前場は値を消す場面もあったが、後場はアジア株高受け持ち直す
5.値上がり銘柄数は5割強にとどまり、売買代金は2兆円割り込む
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比200ドル安と反落した。英国で新型コロナウイルスの変異種が感染拡大していることや、消費者信頼感指数がさえない内容だったことなどが嫌気された。
東京市場では、前日の欧州株を引き継ぎ買いが先行、日経平均株価は前場に値を消す場面もあったが、後場は持ち直しプラス圏を維持した。
23日の東京市場は、国内外で新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかも、前日の欧州株市場が総じて切り返しに転じたことや米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が最高値に買われたことなどを受け、半導体関連株などを中心に買い戻す動きが全体指数を押し上げた。英国で感染が広がっている新型コロナ変異種に対する警戒は強いものの、ワクチンの普及を拠りどころにリスクを取る動きが優勢となった。中国・上海株市場などアジア株市場が堅調だったことも追い風となった。ただ、上げ幅は限定的で値上がり銘柄数は1150あまりで全体の5割強にとどまった。また、外国人投資家の参戦が少ないこともあって東証1部の売買代金は減少傾向にあり、10月27日以来約2ヵ月ぶりに2兆円台を割り込んだ。
個別では、エムスリー<2413>が高く、ソニー<6758>も堅調。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などが値を上げ、キーエンス<6861>も上昇した。中外製薬<4519>も上昇した。日本オラクル<4716>が急伸、メドピア<6095>も値を飛ばした。オーバル<7727>、ハニーズホールディングス<2792>が大幅高、マネジメントソリューションズ<7033>、モリテック スチール<5986>も物色された。メディカル・データ・ビジョン<3902>、レノバ<9519>も高い。
半面、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が安く、トヨタ自動車<7203>など自動車株も総じて軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。トレックス・セミコンダクター<6616>が急落、住友林業<1911>、ツバキ・ナカシマ<6464>なども大幅安となった。東邦チタニウム<5727>、NOK<7240>なども安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、アドテスト <6857> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約77円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ホンダ <7267> 、スズキ <7269> 、ファストリ <9983> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約63円。うち46円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)医薬品、(3)電気機器、(4)水産・農林業、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)非鉄金属、(3)繊維製品、(4)海運業、(5)銀行業。
■個別材料株
△ハニーズHD <2792>
上期経常を一転1%増益に上方修正。
△レカム <3323> [JQ]
ウイルス除菌装置で新型コロナ不活化を確認。
△D・アクシス <4245>
インド工科大学と汚水処理分野で共同研究。
△野村総研 <4307>
「10~12月期営業利益230億円程度」との報道。
△日本オラクル <4716>
上期経常が10%増益で着地・9-11月期も17%増益。
△サイボウズ <4776>
11月の営業利益は74%増。
△ジャパンエン <6016> [東証2]
シンガポール農産物大手の建造船向け輸出エンジンを受注。
△ネットワン <7518>
三菱UFJMS証券が目標株価を6800円へ引き上げ。
△SHOEI <7839>
SMBC日興証券は新規「1」でカバレッジ開始。
△三光合成 <7888>
富山大の超微細針の開発に金型製造で協力。
▼アクセルM <3624> [東証M]
東証が上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄に指定。
▼日エスコン <8892>
20年12月期業績予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)日本オラクル <4716> 、(2)メドピア <6095> 、(3)コプロHD <7059> 、(4)MDV <3902> 、(5)ネオジャパン <3921> 、(6)オーバル <7727> 、(7)ハニーズHD <2792> 、(8)サンヨーH <1420> 、(9)りたりこ <6187> 、(10)SHOEI <7839> 。
値下がり率上位10傑は(1)TOREX <6616> 、(2)冨士ダイス <6167> 、(3)住友林 <1911> 、(4)大平金 <5541> 、(5)ツバキナカ <6464> 、(6)KeePer <6036> 、(7)オプトラン <6235> 、(8)ミツバ <7280> 、(9)邦チタ <5727> 、(10)ユニプレス <5949> 。
【大引け】
日経平均は前日比88.40円(0.33%)高の2万6524.79円。TOPIXは前日比4.09(0.23%)高の1765.21。出来高は概算で9億9101万株。東証1部の値上がり銘柄数は1158、値下がり銘柄数は942となった。日経ジャスダック平均は3658.69円(12.48円高)。
[2020年12月23日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
ツバキナカのニュース一覧- 前日に動いた銘柄 part2 Abalance、ソケッツ、かっこなど 2024/11/28
- <11月26日の十字足示現銘柄(買いシグナル)> 2024/11/27
- 信用残ランキング【買い残増加】 楽天グループ、セブン&アイ、NTT 2024/11/24
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … SUMCO、コクサイエレ、ネクソン (11月8日~14日発表分) 2024/11/16
- 週間ランキング【値下がり率】 (11月15日) 2024/11/16
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ツバキ・ナカシマの取引履歴を振り返りませんか?
ツバキ・ナカシマの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。