理想科学、10-12月期(3Q)経常は62％増益、今期配当を12円増額修正

　理想科学工業 <6413> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比12倍の26.2億円に急拡大し、通期計画の33億円に対する進捗率は79.7％に達し、5年平均の52.0％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比60.8％減の6.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の48円→60円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比62.4％増の10.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.0％→5.7％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主に対する利益の配分について、以下の２点を「基本方針」としております。　　（１）企業体質を強化しつつ業績に裏付けられた成果の配分を行うこと。　　（２）安定配当の継続に努めること。　当期の期末配当予想につきましては、当第３四半期連結累計期間の業績及び今後の事業環境を勘案し、前回予想の１株当たり48円から60円に変更いたします。