ハーモニックは一時Ｓ安、２０年３月期営業益予想９４％減で１８円減配へ

　精密制御減速装置などを手掛けるハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が一時ストップ安まで売られる場面があった。同社は１０日取引終了後に、２０年３月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを１０億円（前期比９４．１％減）としていることや、年間配当計画を前期比１８円減配の２０円としていることが嫌気されているようだ。

　売上高は４２０億円（同３８．１％減）を予想。中国を中心に足もとの設備投資に慎重な姿勢がみられることや、顧客や代理店各社における在庫調整に今しばらくの時間を要する見通しであることが影響するとしている。

出所：minkabuPRESS