決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 安川電、ＩＤＯＭ、ジンズ (7月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＩＤＯＭ <7599>
　19年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は1.4億円の赤字(前年同期は4.5億円の黒字)に転落した。

▲No.2　黒谷 <3168>
　18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比18.4％減の10.4億円に減り、通期計画の15.1億円に対する進捗率は69.2％にとどまり、5年平均の127.7％も下回った。

▲No.3　セラク <6199>
　18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期非連結比3.4％減の3.1億円に減り、通期計画の6億円に対する進捗率は52.2％にとどまり、さらに前年同期の59.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１ 　 -13.80 　　7/12　　　1Q　　　-88.59
<3168> 黒谷 　　　　　東１ 　 -12.55 　　7/12　　　3Q　　　-18.39
<6199> セラク 　　　　東１　　 -9.63 　　7/12　　　3Q　　　 -3.40
<2791> 大黒天 　　　　東１　　 -8.71 　　7/12　本決算　　　 -7.39
<6505> 東洋電 　　　　東１　　 -7.72 　　7/12　本決算　　　 35.92

<9765> オオバ 　　　　東１　　 -7.36 　　7/12　本決算　　　 -1.79
<3046> ジンズ 　　　　東１　　 -6.65 　　7/12　　　3Q　　　　2.96
<8940> インテリクス 　東１　　 -6.31 　　7/12　本決算　　　　4.63
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 -6.13 　　7/12　　　1Q　　　-27.59
<8200> リンガハット 　東１　　 -5.23 　　7/12　　　1Q　　　-21.16

<3201> ニッケ 　　　　東１　　 -5.03 　　7/12　　上期　　　 -3.94
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 -3.93 　　7/12　　　1Q　　　 14.68
<6506> 安川電 　　　　東１　　 -3.59 　　7/12　　　1Q　　　　　－
<2735> ワッツ 　　　　東１　　 -1.36 　　7/12　　　3Q　　　-13.09
<8181> 東天紅 　　　　東１　　 -1.03 　　7/12　　　1Q　　　 34.85

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース