「遠隔医療」が6位、オンライン診療恒久化で民間の取り組み活発化へ<注目テーマ>
1 再生可能エネルギー
2 デジタルトランスフォーメーション
3 5G
4 サイバーセキュリティ
5 2020年のIPO
6 遠隔医療
7 量子コンピューター
8 中国関連
9 オンライン診療
10 太陽光発電関連
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「遠隔医療」が6位となっている。
長崎大学やANAホールディングス<9202.T>などが参画する五島スマートアイランド推進実証調査協議会は22日、国土交通省スマートアイランド推進実証調査業務の一環として、ドローン物流やアバターロボットなどを活用した遠隔医療の離島モデルを構築し、5日から嵯峨島出張診療所でのオンライン診療およびオンライン服薬指導の提供を開始したと発表。実施期間は来年3月までを予定している。
同事業は、4月に初診からのオンライン診療が特例措置として解禁されたことを受け、医療資源の限られたへき地・離島部などの地域住民の生活を支える新しい医療インフラを構築し実証する取り組み。同協議会には、NTTドコモ九州支社や自律制御システム研究所<6232.T>、avatarin(東京都中央区)、メトロウェザー(京都府宇治市)などが名を連ねている。
初診からのオンライン診療に関しては、政府は恒久化する方針を示しており、26日に行われた菅首相の所信表明演説でもこのことについて言及している。今後も遠隔医療の普及促進に向けて、民間企業を中心に実証実験などさまざまな取り組みが活発化していくと見込まれ、同テーマへの関心も更に高まりそうだ。関連銘柄としては、オンライン診療を手掛けるメドレー<4480.T>やMRT<6034.T>、メドピア<6095.T>、オプティム<3694.T>のほか、電子カルテ関連ではエムスリー<2413.T>やソフトマックス<3671.T>、CEホールディングス<4320.T>など。そのほか、ファインデックス<3649.T>、ケアネット<2150.T>、テクマトリックス<3762.T>、メディカル・データ・ビジョン<3902.T>などもマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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