日本製罐 [東証２] が4月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終利益を従来予想の9300万円→2億9600万円(前の期は6300万円)に3.2倍上方修正し、増益率が47.6％増→4.7倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の7900万円→2億8200万円(前年同期は6100万円)に3.6倍増額し、増益率が29.5％増→4.6倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　個別業績予想において、経常利益はコロナ禍の影響を想定して役員報酬と管理職の給与カット・短時間休業等による人件費等の削減、18Ｌ缶の販売数量減少に伴う運賃の減少、業務効率化による経費削減等により計画を上回る見通しとなりました。さらに、当期純利益については、投資有価証券売却益の発生等により通期個別業績予想を修正するものであります。連結業績予想の修正は、主に上記個別業績予想の修正と子会社における短時間休業等による人件費等の削減、販売数量減少に伴う運賃の減少、業務効率化による経費削減等により通期連結業績予想の修正をするものであります。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の 業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。