決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … スカラ、理ビタ、昭和産 (11月16日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の11月13日から16日の決算発表を経て17日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　スカラ <4845>
　21年6月期第1四半期(7-9月)の連結税引き前利益は前年同期比50.8％減の1.4億円に大きく落ち込み、通期計画の33億円に対する進捗率は4.5％にとどまり、5年平均の35.3％も下回った。

▲No.2　理ビタ <4526>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は5.6億円の赤字(前年同期は27.2億円の黒字)に転落した。

▲No.3　Ａ＆ＡＭ <5391>
　21年3月期の連結最終利益を従来予想の11億円→8.5億円(前期は19.9億円)に22.7％下方修正し、減益率が44.8％減→57.3％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4845> スカラ 　　　　東１ 　 -15.60 　 11/16　　　1Q　　　-50.83
<4526> 理ビタ 　　　　東１　　 -6.02 　 11/16　　上期　　　　赤転
<5391> Ａ＆ＡＭ 　　　東１　　 -4.72 　 11/16　　上期　　　-64.43
<6675> サクサ 　　　　東１　　 -2.86 　 11/16　　上期　　　　4.34
<2004> 昭和産 　　　　東１　　 -1.80 　 11/16　　上期　　　-15.83

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした17日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース