<動意株・25日>(大引け)=ジェネパ、Hamee、イトーヨーギョーなど
Hamee<3134.T>=続伸。24日の取引終了後、19年4月期の期末配当を従来予想通り6円50銭実施すると発表。同時に配当性向の水準として、当面は10%を確保する方針だが、将来的には20~30%の安定配当を目指すとしており、これを好材料視した買いが入っている。
イトーヨーギョー<5287.T>=大幅反発。ここにきて電線地中化関連株の一角が動意づいており、同社株はその人気の先導役となっている。5月27日、国交省が災害時の物資輸送に重要な道路を対象に、電柱撤去を推進するための新制度を設けることが報じられ、これが関連銘柄の商機につながるとの思惑が物色人気の背景にある。同社は共同溝を手掛けており、無電柱化に向けたインフラを進めるにあたって、収益チャンスを得るとの見方がある。
ニトリホールディングス<9843.T>=続伸、マドを開けて買われ中期波動の分水嶺である75日移動平均線を上回ってきた。時価は4月上旬以来2カ月半ぶりの高値圏に浮上している。同社が24日取引終了後に発表した6月度の既存店売上高が前年同月比5.9%増、全店売上高は8.7%増といずれも好調で、足もとの売上高拡大が続いていることを評価する形で買いを呼び込んでいる。
テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>=大幅続伸。レンズ技術分野に強みを持っており、監視カメラやドライブレコーダーで高い商品競争力を発揮している。業務用車載機器では事業者の安全意識の高まりを背景に、クラウドで運行データを保管できるドライブレコーダーやデジタルタコグラフが好調で業績に寄与している。前週末に検査装置の設計・製作を手掛けるエンジニア集団、エムディテクノス(愛媛県西条市)の全株式を取得し傘下に収めることを発表、これに伴う製品開発力の向上も期待されている。
壱番屋<7630.T>=急反発。24日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高127億5600万円(前年同期比3.9%増)、営業利益15億3800万円(同40.7%増)、純利益10億6700万円(同27.4%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。19年3月に価格改定を行った効果などで、国内既存店売上高が前年同期比1.5%増と堅調に推移したことに加えて、価格改定に伴いFC向け商製品売り上げが増加したことや海外子会社の収益が伸びたことが寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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