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2023/02/02 - 大塚商会(4768) の関連ニュース。 合同製鐵<5410.T>=後場に入り一時ストップ高。昨年来高値を更新した。 午後1時30分に23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表に合わせ、今期の業績予想を見直した。最終損益の黒字額の見通しを65億円から100億円(前期は11億1200万円の最終赤字)に引き上げた。同時に、これまで70円としてきた期末配当予想については140円(前期末は無配)と、70円増額した。これらを好感した買いが集まり、株高に拍車が掛かったようだ。鉄スクラップ価格の調整局面が想定よりも長引いた影響や、コスト改善が想定以上に進捗した効果が、利益を押し上げる要因となった。一方、売上高の見

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<動意株・2日>(大引け)=合同鉄、エレメンツ、AIAIなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/02/02 15:08
<動意株・2日>(大引け)=合同鉄、エレメンツ、AIAIなど  合同製鐵<5410.T>=後場に入り一時ストップ高。昨年来高値を更新した。 午後1時30分に23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表に合わせ、今期の業績予想を見直した。最終損益の黒字額の見通しを65億円から100億円(前期は11億1200万円の最終赤字)に引き上げた。同時に、これまで70円としてきた期末配当予想については140円(前期末は無配)と、70円増額した。これらを好感した買いが集まり、株高に拍車が掛かったようだ。鉄スクラップ価格の調整局面が想定よりも長引いた影響や、コスト改善が想定以上に進捗した効果が、利益を押し上げる要因となった。一方、売上高の見通しは2400億円から2350億円(前期比15.1%増)に引き下げた。4~12月期の売上高は前年同期比17.2%増の1771億9400万円、最終損益は77億6100万円の黒字(前年同期は8億6600万円の赤字)だった。

 ELEMENTS<5246.T>=連日の急騰劇。1月下旬から上げ足を強め注目を集めていたが、今週に入って上昇ピッチが加速、前日まで2営業日連続のストップ高に買われる人気となっていた。昨年12月27日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、生体認証・画像解析・マシンラーニング技術を活用したオンライン認証ソリューションを手掛けており、足もとの業績は赤字が続いているものの、将来的には時流に乗る成長分野での活躍期待から、個人投資家の短期資金を中心に買いが流入している。特に1月下旬以降の物色人気加速は、グループ会社で生体認証の研究・システム開発を手掛けるLiquid(東京都千代田区)とソフトバンク<9434.T>傘下のSBペイメントサービス(東京都港区)との業務提携発表が発端となった。同社は11月期決算企業であり既に1月16日に本決算を発表済みで、この時期に決算発表絡みで株価が上下に振られる懸念が少ない。市場では「デイトレードに特化した個人投資家が信用枠を使って活発に売買を行っている」(ネット証券大手)としう。

 AIAIグループ<6557.T>=ストップ高。同社は1日取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結営業損益が9700万円の赤字(前期は変則決算だったため比較なし)になったと発表。ただ、10~12月期に限れば1億8900万円の黒字となったことが好感されているようだ。第3四半期累計の売上高は80億2000万円、10~12月期では27億3400万円となった。チャイルドケア事業における期中の充足率向上などに加え、職員配置の適正化、児童発達支援事業と放課後等デイサービスの多機能型施設「AIAI PLUS」の稼働率向上が寄与した。なお、通期業績予想については売上高106億円、営業損益トントンとする従来見通しを据え置いている。

 中部鋼鈑<5461.T>=破竹の7連騰。2000円大台ラインを突破し約17年ぶりの高値をつけた。株価はきょうの高値まで7営業日でほぼ40%に達する上昇率となっている。産業機械や工作機械向けを主力に厚板を製造販売するが、国内最大級の電炉を有していることが強みとなっている。旺盛な設備投資需要が追い風となっているほか、製品価格を引き上げる一方で鉄スクラップ価格が下落し利ザヤが拡大している。そうしたなか、同社は1日取引終了後に23年3月期の業績予想の修正を発表した。トップラインは減額したものの、営業利益は従来予想の94億円から114億円(前期比2.1倍)に増額修正し、これが材料視された。更に今期の年間配当も従来計画の70円から95円(前期実績は43円)に大幅増額。前期比で倍増以上となり、配当利回りも前日終値換算で5%を超える水準まで上昇しており、株価を強く刺激する格好となった。

 大塚商会<4768.T>=大幅高。1日の取引終了後、22年12月期の連結決算の発表にあわせ、23年12月期の業績予想を開示した。営業利益が前期比7.0%増の586億円を計画するほか、年間配当予想は同5円増配の130円に設定した。これらを好感した買いが入ったようだ。売上高は同4.6%増の9010億円を見込む。企業のデジタル化の推進や、インボイス制度への対応など、IT投資は底堅く推移すると予想。システムインテグレーション事業とサービス&サポート事業の両事業で増収を見込む。

 クリングルファーマ<4884.T>=物色人気にストップ高。同社は1日の取引終了後、慶応大学医学部の研究グループと進める慢性期完全脊髄損傷に対する複合治療に関し、共同研究の成果が国際学術雑誌のオンライン版に論文掲載されたと発表した。これを材料視した買いが入ったようだ。1月26日に「Biomaterials(バイオマテリアルズ)」のオンライン版に論文が掲載された。慶大の保有するiPS細胞由来神経幹/前駆細胞と、クリングルが開発するHGF及びスキャフォールド(足場基材)の併用療法に関する今回の研究成果は、これまで最も回復が困難と考えられていた慢性期完全脊髄損傷に対する革新的な治療法の確立につながる重要な一歩になるとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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