東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数は拮抗。セクターでは金属製品、医薬品、機械、化学、電気機器、食料品が軟調な半面、海運、その他製品、保険、パルプ紙、証券がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>など値がさハイテク株が軟調な一方で、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、テルモ<4543>など内需・ディフェンシブ系の銘柄が下支えした。
日経平均は狭いレンジ取引となったが、5日線が支持線として機能しており、リバウンド基調は継続。22300-22500円処は価格帯別出来高で商いが積み上がっている価格帯のため、戻り待ちの売り圧力は強い。一方で、海外勢の需給変化がみられるなか、下値の堅さは意識されやすいところである。国内政治リスクや本格化する決算を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい面はあるが、中小型株を見直す動き等もみられてきており、物色の柱は定まらないものの、循環的な物色から柱を探る流れになりそうである。
物色としてはHEROZ<4382>の好人気を背景としたAI関連のほか、仮想通貨関連に注目。仮想通貨についてはサイバーエージェント<4751>が仮想通貨交換会社への参入を断念した。金融庁の規制強化が背景にあるが、それ故に既に仮想通貨事業を行っている企業にとっては、先行者メリットを享受する格好となり、物色対象もより絞られてきそうだ。(村瀬智一)
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