日経平均株価
始値 20529.29
高値 20682.24(10:59)
安値 20462.98(10:00)
大引け 20593.35(前日比 +76.79 、 +0.37% )
売買高 11億8706万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0878億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶりに反発、値頃感からの買いも流入
2.NYダウは小幅続落、一時大幅安も引けにかけ下げ渋る
3.中国・人民元の基準値は予想に比べ元高に設定、為替落ち着き安心感
4.韓国向け半導体材料輸出を一部許可との報道で半導体関連株が上昇
5.JPX日経400採用でTOKAIが高く、落選のシャープが安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは22ドル安と小幅に反落した。米長期金利が一時2年10ヵ月ぶりの水準に低下したことを受け、一時589ドル安まで下げ幅を広げたが、午後に入り米長期金利の低下幅が縮まると急速に下げ渋った。
東京市場では、日経平均株価は5日ぶりに反発した。為替相場が落ち着いた動きとなるなか、個別株には値頃感からの買いも流入し全般相場は上昇した。
8日の東京市場は、前日のNYダウが22ドル安と小幅反落。一時580ドルを超す下げとなったが、引けにかけ急速に下げ渋った。この流れを受けて、朝方は軟調だったが下値を拾う動きは強く、売り一巡後は切り返した。中国・人民元の動向への関心が強く、この日の基準値は市場予想に比べ元高に設定されたことから、ドル円相場が落ち着いた動きであったことが追い風となり、日経平均はプラス圏で着地した。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ均衡する中、売買代金は活況の目安とされる2兆円はわずかに超えた。売買代金2兆円超えは8日連続となった。
個別では、韓国向け半導体材料3品目について、一部の輸出を許可するとの報道を受け、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>など半導体株が高い。トヨタ自動車<7203>やファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>も値を上げた。信越化学工業<4063>や安川電機<6506>が高く、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が値を上げた。JPX日経400に採用されたTOKAIホールディングス<3167>も高い。
半面、世界的な金利低下基調が強まるなか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株は軟調。原油価格の下落で国際石油開発帝石<1605>やJXTGホールディングス<5020>が安い。前日に決算を発表したソフトバンクグループ<9984>は軟調。IHI<7013>や丸井グループ<8252>も安い。JPX日経400への新規採用がなかったシャープ<6753>が急落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ダイキン <6367> 、アドテスト <6857> 、コムシスHD <1721> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約65円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、丸井G <8252> 、豊田通商 <8015> 、バンナムHD <7832> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約52円。うち31円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)精密機器、(3)建設業、(4)その他製品、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)海運業、(4)その他金融業、(5)保険業。
■個別材料株
△フォーライフ <3477> [東証M]
上期経常を67%上方修正。
△T&Gニーズ <4331>
4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地。
△Amazia <4424> [東証M]
10-6月期(3Q累計)経常は17倍増益・通期計画を超過。
△ジャスト <4686>
4-6月期(1Q)経常は91%増益で着地。
△ウィルG <6089>
4-6月期(1Q)税引き前は2倍増益で着地。
△オプトラン <6235>
上期経常が27%増益で着地。
△レーザーテク <6920>
今期経常は66%増で4期連続最高益、31円増配へ。
△EMネットJ <7036> [東証M]
上期経常は40%増益で着地、1→2の株式分割を実施。
△ミズノ <8022>
4-6月期(1Q)経常は35%増益で着地。
△KNTCT <9726>
4-6月期(1Q)経常は16倍増益・上期計画を超過。
▼アイスタイル <3660>
今期経常は赤字転落へ。
▼IHI <7013>
4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ジャスト <4686> 、(2)KNTCT <9726> 、(3)サンデンHD <6444> 、(4)青木あすなろ <1865> 、(5)T&Gニーズ <4331> 、(6)enish <3667> 、(7)オプトラン <6235> 、(8)レーザーテク <6920> 、(9)シュッピン <3179> 、(10)ウィルG <6089> 。
値下がり率上位10傑は(1)日本マイクロ <6871> 、(2)アイスタイル <3660> 、(3)じげん <3679> 、(4)マクロミル <3978> 、(5)IHI <7013> 、(6)丸井G <8252> 、(7)ケンコーマヨ <2915> 、(8)MSジャパン <6539> 、(9)ニチバン <4218> 、(10)UMCエレ <6615> 。
【大引け】
日経平均は前日比76.79円(0.37%)高の2万0593.35円。TOPIXは前日比1.27(0.08%)安の1498.66。出来高は概算で11億8706万株。東証1部の値上がり銘柄数は1088、値下がり銘柄数は962となった。日経ジャスダック平均は3384.70円(4.90円高)。
[2019年8月8日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
ジャストのニュース一覧- <11月20日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/11/21
- 「対話で導く教材 Coachez(コーチーズ)」 スマイルゼミ 中学生コースに 2025年4月1日(火)新登場 2024/11/20
- 「対話で導く教材 Coachez(コーチーズ)」 スマイルゼミ 小学生コースに 2025年4月1日(火)新登場 2024/11/20
- スマイルゼミ 高校生コースから 志望校マッチング・リアルタイム模試・教科書準拠教材を 2025年4月1日(火)より提供開始 2024/11/20
- 対話型読み聞かせ教材「はなせるえほん」 スマイルゼミ 幼児コースに 2025年4月1日(火)新登場 2024/11/20
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ジャストシステムの取引履歴を振り返りませんか?
ジャストシステムの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。