株価は75日移動平均線を回復してさらに上値余地拡大、短期トレンドも上昇転換で上値伸ばす
時価総額:420億円
PER:15.95倍
PBR: 2.37倍
独立系で金融関連向けに強みがあるソフトウェアの受託開発が主力事業。携帯や車載機器などの組込み型ソフトウェア開発も手掛ける。AWSクラウドのIoTプラットフォームのほか各種プラットフォームにも対応し様々な業界の基盤システム構築にも実績がある。
業績面においては日本企業の成長力強化に資するソフトウェア・システム開発に先端技術のAI、ロボティクス、IoT等を加えたデジタル変革の需要を取り込み、収益の高い伸びが続く。足元の第1Q決算ではソフトウェア開発における公共サービス分野における大口案件が業績寄与し、営業利益は前期比63.1%増と好調、他方の経常利益はデリバティブ評価損計上で減益での着地となった模様。
株価は上記の決算発表後に軟調続きであったが、直近では8月初め以来となる25日移動平均線にタッチし、底値反転の兆候が窺える。揉み合いのレンジを上抜けて3535円の戻り高値を奪回してくるようだと、テクニカルの一目均衡表で三役好転が示現し上値を伸ばす期待も高まってきそうだ。