会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の最終損益も従来予想の7.5億円の赤字→6億円の赤字(前年同期は5.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高に関しては、医薬品事業におけるメディジェン社(台湾)からの開発協力金収入を中心に通期予想の達成を目指していましたが想定を下回りました。また、既存ライセンス契約からの収入や新規ライセンス契約が発生しなかったため、平成30年2月9日発表予想値を下回る見通しです。 また、利益面については、売上高が想定を下回ったことによる売上原価の減少が43百万円、医薬品事業におけるテロメライシン(OBP-301)の日本国内での放射線併用食道がんPhase I企業治験の組入完了及び検査事業におけるテロメスキャン(OBP-401)に関する研究開発費の発生が平成31年12月期にずれ込んだ点、平成31年1月7日に開示しましたコーネル大学(米国)でのPhaseII医師主導治験契約締結の影響などを再度精査した結果、各種パイプラインに関する研究開発費の発生が想定を下回ったことを中心に販売費及び一般管理費が全体で177百万円減少したため、平成30年12月期通期業績予想値をそれぞれ営業損失1,250百万円、経常損失1,250百万円、当期純損失1,250百万円へ上方修正いたします。なお、平成31年度中に、日本国内での放射線併用食道がんPhase I企業治験の組入れを完了させると共に、コーネル大学(米国)でのPhase II医師主導治験の組入れを開始する見通しです。(注1)平成30年12月期通期決算発表は、平成31年2月8日を予定しております。(注2)上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって変動する可能性があります。
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