*12:58JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日続落、アドバンテが1銘柄で約38円分押し下げ
27日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり70銘柄、値下がり153銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は4日続落。252.11円安の32446.70円(出来高概算6億3781万株)で前場の取引を終えている。
26日の米株式市場でダウ平均は12.72ドル安(-0.03%)と小幅に6日続落。ロシア情勢を巡る地政学リスクを警戒した売りが先行。また、四半期末に伴う持ち高調整でハイテク株の利食い売りが重荷となった。ナスダック総合指数は-1.16%と続落。米株安を受けて日経平均は68.85円安からスタート。四半期末に伴う年金基金のリバランス(資産配分の調整)目的の売りなど需給悪化が意識されるなか、前場中ごろまで下げ調子が続き、一時32306.99円(391.82円安)まで下げ幅を広げた。一方、前引けかけては時間外取引の米株価指数先物の動きに合わせて下げ渋る動きが見られた。
個別では、米エヌビディアの株価下落を受けてアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>を筆頭に、ソシオネクスト<6526>、スクリン<7735>など半導体株が大きく下落。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>の値がさ株やソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、SMC<6273>、ローム<6963>などハイテクも全般軟調。三菱商事<8058>、丸紅<8002>、三井物産<8031>の商社株は大幅続落。SHIFT<3697>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>のほか、SREHD<2980>、Appier<4180>、インソース<6200>などグロース株の下落が目立つ。研究開発提携を通じて臨床試験中だった新薬の開発中止を米ファイザーが発表したことで、SOSEI<4565>はストップ安売り気配のまま終えている。
一方、急伸している川崎汽船<9107>を筆頭に郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株が大幅続伸。前日に値上げが好感されたOLC<4661>も大幅に続伸。トヨタ自<7203>、日産自<7201>、三菱自<7211>の輸送用機器のほか、三菱UFJ<8306>、T&DHD<8795>、JFE<5411>、コマツ<6301>、出光興産<5019>など金融や資源関連セクターが堅調。JR東海<9022>、JAL<9201>、NTT<9432>などディフェンシブの一角もしっかり。産業革新投資機構(JIC)による買収で前日ストップ高比例配分となったJSR<4185>はTOB価格にサヤ寄せする形で大幅高。配当政策の変更などが評価された人・夢・技術グループ<9248>、大幅増益決算が好感された壱番屋<7630>なども大きく上昇。
セクターで不動産、医薬品、卸売が下落率上位に並んだ一方、海運、石油・石炭製品、空運が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体69%、対して値上がり銘柄は26%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテ<6857>となり1銘柄で日経平均を約38円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはOLC<4661>となり1銘柄で日経平均を約5円押し上げた。同2位は川崎船<9107>となり、KDDI<9433>、トヨタ自<7203>、京成<9009>、郵船<9101>、コナミG<9766>などがつづいた。
*11:31現在
日経平均株価 32446.70(-252.11)
値上がり銘柄数 70(寄与度+32.17)
値下がり銘柄数 153(寄与度-284.28)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4661> OLC 5501 158 +5.35
<9107> 川崎船 3700 342 +3.48
<9433> KDDI 4441 13 +2.64
<7203> トヨタ自 2234 13 +2.20
<9009> 京成 5836 80 +1.36
<9101> 郵船 3220 112 +1.14
<9766> コナミG 7388 33 +1.12
<1963> 日揮HD 1831 28.5 +0.97
<9201> JAL 3062 27 +0.91
<9104> 商船三井 3493 88 +0.89
<5019> 出光興産 2909 52 +0.70
<6988> 日東電 10555 20 +0.68
<7974> 任天堂 6305 16 +0.54
<2002> 日清粉G 1840 15 +0.51
<8035> 東エレク 19615 5 +0.51
<9432> NTT 4168 36 +0.49
<9022> JR東海 18040 135 +0.46
<8252> 丸井G 2411.5 13.5 +0.46
<8766> 東京海上 3294 9 +0.46
<8591> オリックス 2560.5 12.5 +0.42
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテス 17720 -565 -38.29
<9983> ファーストリテ 35560 -230 -23.38
<9984> ソフトバンクG 6512 -110 -22.37
<4543> テルモ 4451 -98 -13.28
<6098> リクルートHD 4415 -115 -11.69
<6758> ソニーG 12730 -260 -8.81
<6954> ファナック 4965 -51 -8.64
<2413> エムスリー 3040 -87 -7.08
<4568> 第一三共 4529 -66 -6.71
<4063> 信越化 4601 -35 -5.93
<6645> オムロン 8427 -161 -5.46
<8058> 三菱商事 6768 -156 -5.29
<4519> 中外薬 4150 -50 -5.08
<6971> 京セラ 7737 -72 -4.88
<4503> アステラス薬 2163 -26 -4.41
<6506> 安川電 6437 -127 -4.30
<7741> HOYA 16480 -235 -3.98
<4911> 資生堂 6534 -112 -3.80
<8830> 住友不 3510 -108 -3.66
<6861> キーエンス 66840 -1020 -3.46
<CS>
日経平均は4日続落。252.11円安の32446.70円(出来高概算6億3781万株)で前場の取引を終えている。
26日の米株式市場でダウ平均は12.72ドル安(-0.03%)と小幅に6日続落。ロシア情勢を巡る地政学リスクを警戒した売りが先行。また、四半期末に伴う持ち高調整でハイテク株の利食い売りが重荷となった。ナスダック総合指数は-1.16%と続落。米株安を受けて日経平均は68.85円安からスタート。四半期末に伴う年金基金のリバランス(資産配分の調整)目的の売りなど需給悪化が意識されるなか、前場中ごろまで下げ調子が続き、一時32306.99円(391.82円安)まで下げ幅を広げた。一方、前引けかけては時間外取引の米株価指数先物の動きに合わせて下げ渋る動きが見られた。
個別では、米エヌビディアの株価下落を受けてアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>を筆頭に、ソシオネクスト<6526>、スクリン<7735>など半導体株が大きく下落。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>の値がさ株やソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、SMC<6273>、ローム<6963>などハイテクも全般軟調。三菱商事<8058>、丸紅<8002>、三井物産<8031>の商社株は大幅続落。SHIFT<3697>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>のほか、SREHD<2980>、Appier<4180>、インソース<6200>などグロース株の下落が目立つ。研究開発提携を通じて臨床試験中だった新薬の開発中止を米ファイザーが発表したことで、SOSEI<4565>はストップ安売り気配のまま終えている。
一方、急伸している川崎汽船<9107>を筆頭に郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株が大幅続伸。前日に値上げが好感されたOLC<4661>も大幅に続伸。トヨタ自<7203>、日産自<7201>、三菱自<7211>の輸送用機器のほか、三菱UFJ<8306>、T&DHD<8795>、JFE<5411>、コマツ<6301>、出光興産<5019>など金融や資源関連セクターが堅調。JR東海<9022>、JAL<9201>、NTT<9432>などディフェンシブの一角もしっかり。産業革新投資機構(JIC)による買収で前日ストップ高比例配分となったJSR<4185>はTOB価格にサヤ寄せする形で大幅高。配当政策の変更などが評価された人・夢・技術グループ<9248>、大幅増益決算が好感された壱番屋<7630>なども大きく上昇。
セクターで不動産、医薬品、卸売が下落率上位に並んだ一方、海運、石油・石炭製品、空運が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体69%、対して値上がり銘柄は26%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテ<6857>となり1銘柄で日経平均を約38円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはOLC<4661>となり1銘柄で日経平均を約5円押し上げた。同2位は川崎船<9107>となり、KDDI<9433>、トヨタ自<7203>、京成<9009>、郵船<9101>、コナミG<9766>などがつづいた。
*11:31現在
日経平均株価 32446.70(-252.11)
値上がり銘柄数 70(寄与度+32.17)
値下がり銘柄数 153(寄与度-284.28)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4661> OLC 5501 158 +5.35
<9107> 川崎船 3700 342 +3.48
<9433> KDDI 4441 13 +2.64
<7203> トヨタ自 2234 13 +2.20
<9009> 京成 5836 80 +1.36
<9101> 郵船 3220 112 +1.14
<9766> コナミG 7388 33 +1.12
<1963> 日揮HD 1831 28.5 +0.97
<9201> JAL 3062 27 +0.91
<9104> 商船三井 3493 88 +0.89
<5019> 出光興産 2909 52 +0.70
<6988> 日東電 10555 20 +0.68
<7974> 任天堂 6305 16 +0.54
<2002> 日清粉G 1840 15 +0.51
<8035> 東エレク 19615 5 +0.51
<9432> NTT 4168 36 +0.49
<9022> JR東海 18040 135 +0.46
<8252> 丸井G 2411.5 13.5 +0.46
<8766> 東京海上 3294 9 +0.46
<8591> オリックス 2560.5 12.5 +0.42
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテス 17720 -565 -38.29
<9983> ファーストリテ 35560 -230 -23.38
<9984> ソフトバンクG 6512 -110 -22.37
<4543> テルモ 4451 -98 -13.28
<6098> リクルートHD 4415 -115 -11.69
<6758> ソニーG 12730 -260 -8.81
<6954> ファナック 4965 -51 -8.64
<2413> エムスリー 3040 -87 -7.08
<4568> 第一三共 4529 -66 -6.71
<4063> 信越化 4601 -35 -5.93
<6645> オムロン 8427 -161 -5.46
<8058> 三菱商事 6768 -156 -5.29
<4519> 中外薬 4150 -50 -5.08
<6971> 京セラ 7737 -72 -4.88
<4503> アステラス薬 2163 -26 -4.41
<6506> 安川電 6437 -127 -4.30
<7741> HOYA 16480 -235 -3.98
<4911> 資生堂 6534 -112 -3.80
<8830> 住友不 3510 -108 -3.66
<6861> キーエンス 66840 -1020 -3.46
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