免疫を回避する性質や感染力が高いとされ、本日の日経平均はこれを懸念して174円安からスタートすると、寄り付き後も下げ幅を大きく拡大。香港でも旅行者から変異株が検出されてハンセン指数が大幅安となるなどリスク回避ムードが広がるなか、日経平均は後場に28605.61円(前日比893.67円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前日比747.66円安の28751.62円となった。終値としては10月25日以来およそ1カ月ぶりの安値水準で、下げ幅は6月21日以来の大きさ。東証1部の売買高は13億0290万株、売買代金は2兆9993億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、空運業、不動産業、陸運業、金属製品、非鉄金属が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となった。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>、日経平均への寄与が大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、空運のANA<9202>やJAL<9201>の下げが目立った。ソフトバンクGは投資先の中国企業を巡る報道も売り材料視されたようだ。その他売買代金上位も東エレク<8035>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>など軒並み軟調。決算が嫌気されたタカショー<7590>は東証1部下落率トップとなり、西武HD<9024>やH.I.S.<9603>などコロナ禍の影響が懸念される企業も下落率上位に多く顔を出した。一方、がん免疫薬「オプジーボ」の効能追加で国内承認を取得した小野薬<4528>は買い優勢。住阪セメ<5232>やシチズン<7762>は大規模な自社株買い実施を発表して大きく上昇した。また、OKK<6205>が急反発し、東証1部上昇率トップとなった。
<HK>
この銘柄の最新ニュース
小野薬のニュース一覧- <11月25日の年初来安値更新銘柄> 11月26日 2024/11/26
- <11月20日の年初来安値更新銘柄> 11月21日 2024/11/21
- <11月19日の年初来安値更新銘柄> 11月20日 2024/11/20
- Chordia Research Memo(1):ブロックバスター候補になりうる抗がん薬の開発を進めるバイオベンチャー 2024/11/19
- <11月12日の年初来安値更新銘柄> 11月13日 2024/11/13
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
小野薬品工業の取引履歴を振り返りませんか?
小野薬品工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。