シンプレクス・ホールディングス
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2022/10/31 - シンプレクス(4373) の関連ニュース。■シンプレクス <4373> 2,390円 (+362円、+17.9%) 東証プライムの上昇率トップ。シンプレクス・ホールディングス <4373> [東証P]が続急騰。同社は27日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.6%減の33億5000万円となったが、従来予想の28億9000万円を上回ったことが好感されたようだ。売上収益は同8.0%増の168億6700万円(従来予想は162億9300万円)で着地。主力事業であるシステムインテグレー

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4373東証プライム

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前週末28日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/10/31 05:30

シンプレクス <4373>  2,390円 (+362円、+17.9%)

 東証プライムの上昇率トップ。シンプレクス・ホールディングス <4373> [東証P]が続急騰。同社は27日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.6%減の33億5000万円となったが、従来予想の28億9000万円を上回ったことが好感されたようだ。売上収益は同8.0%増の168億6700万円(従来予想は162億9300万円)で着地。主力事業であるシステムインテグレーションの売り上げが好調だったほか、戦略/DXコンサルティングの新規案件の獲得などが寄与した。一方で、販管費や研究開発費は前年同期に比べ増加した。なお、通期業績予想については売上収益337億円(前期比10.2%増)、営業利益67億7700万円(同6.5%増)とする従来見通しを据え置いている。

フタバ <7241>  368円 (+44円、+13.6%)

 東証プライムの上昇率2位。フタバ産業 <7241> [東証P]が3日ぶりに急反騰。上値抵抗ラインとなっていた25日移動平均線を上に抜けてきた。トヨタ系の自動車部品メーカーで骨格プレス部品を手掛け、自動車のマフラーでは国内トップシェアを有する。原料コストや燃料価格高騰の影響を受け収益環境は厳しいものの、円安の進行は追い風として意識されている。そうしたなか、同社は27日取引終了後に23年3月期最終利益の修正を発表、株式譲渡益を17億円計上することに伴い従来予想の44億円から60億円(前期比81%増)に大幅増額しており、これを手掛かり材料に買いが優勢となった。PER5倍前後でPBRが0.3倍台と株価指標面では割安感が際立っている。

イビデン <4062>  5,090円 (+560円、+12.4%)

 東証プライムの上昇率3位。イビデン <4062> [東証P]が続急騰。27日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を4260億円から4300億円(前期比7.2%増)へ、営業利益を670億円から730億円(同3.1%増)へ増額したことが好感された。上期に電子事業でサーバー向けの需要が順調に推移しており、これを踏まえて通期予想を見直した。あわせて、従来20円としていた中間配当について、記念配当10円を上乗せし30円とすることを発表した。これにより、年間配当は50円となる見込み。同時に発表した上期(4-9月)決算は、売上高が2135億7900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益が414億400万円(同18.2%増)だった。

大同特鋼 <5471>  3,960円 (+315円、+8.6%)

 東証プライムの上昇率5位。大同特殊鋼 <5471> [東証P]が急伸。28日午前10時40分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を340億円から450億円(前期比21.7%増)へ、純利益250億円から340億円(同26.4%増)へ上方修正し、180円としていた年間配当予想を200円に引き上げると発表しており、これを好感した買いが入った。売上高は6000億円から5700億円(同7.6%増)へ下方修正したものの、想定していた原材料価格の高騰が落ち着きを見せていることや、自由鍛造品などの輸出製品が好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高2818億5700万円(前年同期比10.4%増)、営業利益232億2500万円(同21.2%増)、純利益182億9400万円(同42.5%増)だった。

フロンテオ <2158>  883円 (+66円、+8.1%)

 FRONTEO <2158> [東証G]が全般地合い悪に逆行し急反発。一時10%を超える上昇で900円台に一気に乗せる場面があった。同社は人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業を主力に、AIソリューションを横軸展開してライフサイエンス部門なども深耕している。そうしたなか、27日取引終了後に独自開発AIエンジン「Concept Encoder」のコア技術について、米国特許商標局より特許査定通知を取得したことを発表した。同技術の特許性が認められたのは日本に続き2国目となる。これを材料視する買いが集中した。

新光電工 <6967>  3,625円 (+220円、+6.5%)

 新光電気工業 <6967> [東証P]が続急伸。同社は10月27日大引け後に決算を発表、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比73.2%増の546億円に拡大し、通期計画の970億円に対する進捗率は56.3%に達し、5年平均の51.3%も上回ったことで好感されたようだ。

大建工 <7905>  1,989円 (+119円、+6.4%)

 大建工業 <7905> [東証P]が急反発。同社は27日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の125億円から130億円(前期比25.1%減)に引き上げたことなどが好感されたようだ。売上高予想も従来の2210億円から2340億円(同4.8%増)に上方修正。足もとで米国での木材製品の市況価格が想定よりも高い水準で推移しており、下半期もこうした傾向が続くとみている。また、期末配当計画を従来の50円から60円に引き上げることもあわせて発表。これにより、中間配当50円とあわせた年間配当は110円(従来計画は100円)となる。

山洋電 <6516>  5,270円 (+260円、+5.2%)

 山洋電気 <6516> [東証P]が続急伸、目先底入れ反転から一気に戻り足を強めた。同社は小型精密モーターや情報機器向け冷却ファン、電源などを手掛けるが足もとの業績は会社側想定を上回って好調に推移している。27日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の1080億円から1205億円(前期比19%増)、営業利益は127億円から142億円(同29%増)にそれぞれ増額した。売上高、営業利益ともに過去最高を大幅更新する見通しにある。好業績を背景に株主還元も強化、年間配当は従来計画の120円に10円上乗せし130円(前期実績は115円)とすることも併せて発表しており、これを評価する買いを呼び込んだ。

OLC <4661>  20,050円 (+980円、+5.1%)

 オリエンタルランド <4661> [東証P]が急反発。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を4079億2200万円から4421億2800万円(前期比60.3%増)へ、営業利益を502億5100万円から800億8800万円(同10.4倍)へ、最終利益を352億4400万円から559億1700万円(同6.9倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各15円の年30円を予定していた配当予想を中間・期末各18円の36円に引き上げたことが好感された。上期においてレギュラー商品の増加や食品の増加などで商品販売が好調に推移し、ゲスト1人当たり売上高が計画を上回ったことが寄与する。下期も引き続き商品販売収入の好調が見込まれるほか、レジャー需要の回復を背景に入園者数も従来予想を上回るとみており、業績を押し上げる。なお、第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高2040億4300万円(前年同期比2.1倍)、営業利益379億9300万円(前年同期193億8000万円の赤字)、最終利益264億5900万円(同141億9100万円の赤字)だった。同時に、東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクトで開発を行っている8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」について、開業時期を23年度から24年春へ、投資額を約2500億円から3200億円へ変更した。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う入国制限や物流の遅延、海外での製作作業の遅れにより工期が延長したことが要因としている。

日野自 <7205>  625円 (+30円、+5.0%)

 日野自動車 <7205> [東証P]が急反発。27日の取引終了後に従来未定としていた23年3月期業績予想を発表し、営業利益を前期比82.3%減の60億円とした。大幅減益の見通しとなったものの、市場の赤字予想に反して黒字となったことから買い安心感が広がったようだ。売上高見通しは同4.8%増の1兆5300億円。エンジン認証の不正問題を巡り、現時点で出荷が認められている車種について入手可能な情報に基づき算定した。同不正問題に起因する一部の認証関連損失の算定が困難なことから、経常利益以下の損益については引き続き未定とした。また、未定としていた中間配当を無配とし、期末配当を未定で据え置くことも発表した。同時に発表した上期(4-9月)決算は、売上高が前年同期比6.4%増の7333億5900万円、営業利益が同47.8%減の166億1500万円だった。 半導体不足による車両生産の遅れやコロナ禍の長期化に伴う観光需要の落ち込みにより、トラックやバスの国内販売が減少した。エンジン認証不正問題の影響による販売減もあった。一方、海外販売は好調だった。

岡三 <8609>  340円 (+14円、+4.3%)

 岡三証券グループ <8609> [東証P]が大幅反発。28日の前引け後、上限を700万株(発行済み株数の3.19%)、または25億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は22年11月1日から23年3月24日まで。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算は、国内外の市況が不安定ななか、委託手数料や株券などトレーディング損益が減少したことが影響し、売上高334億7700万円(前年同期比9.2%減)、営業損益10億900万円の赤字(前年同期28億1800万円の黒字)だった。

豊田織 <6201>  7,660円 (+270円、+3.7%)

 豊田自動織機 <6201> [東証P]が大幅反発。28日午前11時40分ごろに23年3月期上期(4-9月)決算を発表し、営業利益は前年同期比2.5%減の920億1000万円だった。小幅減益となったものの通期計画に対する進捗は順調で、また直近7-9月期が前年同期比で大幅増益となったことから、業績への警戒感が和らぎ買い安心感が広がったようだ。売上高は同27.1%増の1兆6024億円で着地した。ディーゼルエンジンやカーエアコン用コンプレッサーの増加により自動車事業が好調だったほか、フォークリフトトラックを手掛ける産業車両事業も大きく伸びた。一方で、原材料の値上がりや人件費・物流費などの増加があり、利益は押し下げられた。

C&R <4763>  2,052円 (+70円、+3.5%)

 クリーク・アンド・リバー社 <4763> [東証P]が大幅反発。27日の取引終了後、上限を25万株(発行済み株数の1.10%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は22年10月28日から23年2月28日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的としている。同時に、連結子会社Grune株式の持ち分の全てを10月28日付で売却すると発表した。20年7月に株式を取得しグループ化したが、目的としていた建築・Web事業を中心としたシナジー創出について、両社において十分な効果を発揮するに至らなかったことから、Gruneの創業者及び取締役に譲渡することにしたという。譲渡価額は非開示。なお、業績への影響は軽微としている。

富士通 <6702>  17,250円 (+525円、+3.1%)

 富士通 <6702> [東証P]が大幅反発。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算が、売上高1兆7053億円(前年同期比2.5%増)、営業利益1009億6900万円(同23.9%増)、純利益719億8100万円(同36.0%増)と大幅増益となったことが好感された。国内・海外ともデジタルトランスフォーメーション(DX)やモダナイゼーション分野を中心にSI/サービス受注が拡大した。ハード一体型ビジネスで部材供給影響を受けたほか、再編の影響もあったものの、通常費用の効率化や採算性改善を進めたことが利益を押し上げた。23年3月期通期業績予想は、売上高3兆7200億円(前期比3.7%増)、営業利益4000億円(同82.5%増)、純利益2800億円(同53.3%増)の従来見通しを据え置いている。

アドテスト <6857>  7,700円 (+180円、+2.4%)

 アドバンテスト <6857> [東証P]が続伸。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算が、売上高2748億600万円(前年同期比46.2%増)、営業利益879億1600万円(同85.2%増)、純利益711億6100万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感された。部材不足や物流網の混乱などが続いたものの、データセンター向けハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)デバイスなどの一段の微細化や性能向上から、SoC(システム・オン・チップ)半導体試験装置において先端プロセス品向けの売り上げが伸長。また、自動車・産業機器などの成熟プロセス品向けも販売が順調に推移した。また、収益性の高い製品の販売比率の上昇や円安なども利益を押し上げた。23年3月期通期業績予想は、売上高5500億円(前期比31.9%増)、営業利益1700億円(同48.2%増)、純利益1300億円(同48.9%増)の従来見通しを据え置いている。

小森 <6349>  775円 (+17円、+2.2%)

 小森コーポレーション <6349> [東証P]が反発。27日取引終了後、23年3月期の連結業績予想の上方修正を発表したことが好感された。売上高は928億円から980億円(前期比11.8%増)、最終利益は29億円から42億円(同31.8%減)に見直した。経済活動の正常化に伴う設備需要の回復と、対ドル、対ユーロでの円安が急速に進行した影響などを業績予想に反映させた。10月以降の業績の前提となる為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=135円に設定した。

邦チタ <5727>  2,148円 (+34円、+1.6%)

 東邦チタニウム <5727> [東証P]が反発。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を82億円から97億円(前期比85.5%増)へ、純利益を54億円から70億円(同89.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を11円から17円へ引き上げたことが好感された。化学品事業の主要製品である超微粉ニッケルの販売量が前回予想に対して減少する見込みであることから、売上高は810億円から806億円(同45.2%増)へやや下方修正したが、チタン製品の販売価格改善や最近の為替動向を考慮して想定為替レートを1ドル=120円から140円に見直したことが利益を押し上げるという。なお、年間配当予想は28円(前期15円)となる。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高388億9000万円(前年同期比48.0%増)、営業利益58億2300万円(同2.2倍)、純利益45億3600万円(同2.4倍)だった。旺盛な需要を背景に航空機向け、一般産業向けともにチタン製品の販売が好調だった。

北越工 <6364>  1,080円 (+15円、+1.4%)

 北越工業 <6364> [東証P]が反発。28日午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を400億円から445億円(前期比21.4%増)へ、営業利益を38億2000万円から52億5000万円(同47.1%増)へ、純利益を27億6000万円から36億7200万円(同33.6%増)へ上方修正し、30円としていた年間配当予想は35円(前期30円)に引き上げると発表したことが好感された。建設機械事業において、国内で高所作業車の出荷の大幅増や海外で北米向け受注の大幅な増加などで大きく売り上げを伸ばしているほか、産業機器事業で主力のモータコンプレッサの出荷が堅調に推移していることが要因。また、業績予想の為替レートは、1ドル=120円から135円、1ユーロ=130円から135円に見直したことも寄与する。

コマツ <6301>  2,825.5円 (+36.5円、+1.3%)

 コマツ <6301> [東証P]が5日続伸。27日に発表された同業のキャタピラー の7-9月期の連結純利益は前年同期比43%増の20億4000万ドルと好調だった。値上げ効果などが利益を押し上げた。市場予想を上回る業績となったことが好感されキャタピラーの株価は27日のニューヨーク株式市場で前日26日比7%を超える上昇となった。キャタピラーの決算を受け、28日はコマツに連想買いが流入したようだ。コマツは31日に決算発表を予定している。

富士電機 <6504>  5,590円 (+70円、+1.3%)

 富士電機 <6504> [東証P]が上伸。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を9600億円から9850億円(前期比8.2%増)へ、営業利益を820億円から870億円(同16.3%増)へ上方修正しており、これが好感された。上期の業績は、物量の増加や原価低減、為替の影響により好調に推移していることを踏まえたほか、想定為替レートは1ドル=120円から135円、1ユーロ=133円から135円、1人民元=19円から19.5円に見直したことも寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高4471億3800万円(前年同期比12.4%増)、営業利益267億1900万円(同64.0%増)だった。

※28日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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