<5408> 中山製鋼所
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】日本製鉄系。鋼板、棒線など鉄鋼メーカーの老舗。自社電気炉と高炉で培った圧延技術に特徴
【改 善】鋼材販売は建機など製造業向けが下期大幅回復。スクラップ高で採算悪化も営業減益幅縮小。22年3月期は鋼材価格値上げで採算尻上がり。需要も回復続く。電気炉生産増強で合理化寄与。営業益改善。
【原価低減】20年度末に電気炉合理化工事完了で生産能力増強。割高な鉄源半製品の購入依存度を引き下げ、生産コスト低減図る。中部鋼鈑との業務提携の具体化急ぐ。
2021年5月7日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+61.4%の38.00億円、経常利益+12.6%の30.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2013年10月17日の1180円を高値とし、ここから下降トレンド(A)を形成。この中で2番天井の2015年4月8日の1070円からの下落で、2016年7月6日の480円まで下落し、2017年3月2日の818円まで戻したあと、三角保ち合い(B)へ移行しました。この三角保ち合いの煮詰まったところで、2018年5月17日の777円を高値にいったん下落し、7月11日に620円の安値をつけました。ここから9月27日の749円まで反発したあと大幅下落となり、12月25日の446円、2019年6月4日の451円、8月29日の428円と3点底をつけて反発し、12月12日に596円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、3月13日の314円で底打ちとなりました。この底打ちから3月27日の438円まで反発して、三角保ち合いとなり、9月4日の339円で煮詰まり、上昇トレンド(C)となって、この中で2021年の1月25日の351円を安値にして下降トレンド(A)を上にぬけ、5月10日に491円まで上昇し押し目となっています。
<4350> メディカルシステムネットワーク
四季報より 業種:小売業。
【特色】薬局向け医薬品情報仲介が祖業の調剤薬局持株会社。M&Aで店舗全国化。介護・医師開業支援
【連続増益】調剤薬局は単価上昇等効果大。好採算の薬局支援も好調で営業益倍増。22年3月期は加盟件数増え、薬局支援拡大。調剤薬局は新型コロナ影響薄れ、処方箋枚数底打ち。営業増益。株売却特益は消滅。
【デジタルシフト】LINE活用した薬局かかりつけ機能強化支援事業開始、23年末1万5000の導入薬局数目標。取扱薬局・品目数拡充で後発品製造育成に注力。
2021年5月7日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.1%の35.00億円、経常利益+15.0%の40.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
2017年12月11日の727円を高値とする約1年間の調整で、2018年12月25日の327円で底打ちとなり、ここからの反発で2019年7月8日の600円、9月13日の598円、11月25日の610円と3点天井をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあったあと大幅下落となって、3月17日に340円まで下げ、2018年12月25日の327円に対する2点底となりました。下値ではゆるやかな上昇ライン①から2020年3月17日の340円からやや角度の大きい上昇ライン②、さらに11月5日の427円から、さらに角度の大きい上昇ライン③となっています。この上昇ライン③の中で、11月24日の730円まで上昇後、もみあって今年の1月29日に554円まで押し目を入れ、ここから2月9日の826円まで急伸し、押し目を入れたあと4月20日に944円まで上昇して、いったん調整入りとなっています。
<2788> アップルインターナショナル
四季報より 業種:卸売業。
【特色】東南アジア向け中古車輸出が柱。国内で中古車買い取り専門店『アップル』のFC展開も
【反 落】中古車輸出は東南アジア中心に回復鮮明。が、国内の加盟店純増は前期に続きゼロで、中古車販売は不冴え。育成中のレンタカー事業も費用先行。販管費増もあり営業益反落だが、会社計画は堅め。
【取り消し】株式譲渡条件満たされず、20年11月実施のスバルショップ運営の販社の子会社化は取り消し。3月に中古車販売の四日市新正店でレンタカー事業を開始。
2021年5月14日発表。2021年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-28.3%の2.56億円、経常利益-26.1%の3.70億円の減収・減益の見通し。
2015年11月17日の435円を高値とし、2016年6月24日に197円まで調整し、ここから2017年5月8日の512円まで大きく上昇しました。ここをピークに下降トレンド(A)を形成し、この中で2番天井となる2018年2月21日の469円から長期下降トレンドとなり、この中でコロナ相場にも巻き込まれて大きな下落となって、2020年3月23日の112円で当面の底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)の中で、今年の2月18日に354円まで大幅上昇となり、1年で3倍化しています。ここで一服となって3月5日に236円まで下げてもみあい、5月20日に279円で買転換となっています。3倍化しあたとだけにリバウンド狙いとなります。
<5269> 日本コンクリート工業
四季報より 業種:ガラス・土石製品。
【特色】ポール(柱)は電力、NTT向けに圧倒的。パイルも大手3社の一角、高支持力杭工法の開発推進
【増益続く】パイル伸び悩みの一方、楽天向け本格化のポール絶好調。PC壁体など防災関連製品伸長。会社黒字計画なお慎重。22年3月期は収益柱のポールが高水準続く。リニア案件計上に加え、新規子会社寄与。川島工場改修効果も顕在化。連続増益。
【拡 充】東北ポールを7月に子会社化、販売拠点としてのシナジーも想定。鈴鹿に工場保有し、リニア延伸の際には優位性。
2021年5月20日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-8.9%の25.00億円、経常利益-12.0%の28.00億円の減収・減益の見通し。
2016年2月12日の221円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月29日に515円まで上昇し、ここをピークに短期の下降トレンド(B)へ転換しました。この中で12月25日の219円まで下落し、もみあって2019年8月28日の227円を2点底に11月11日に338円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれもみあったあと急落して3月13日に185円まで下げて底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)を形成し、もみあいながら上昇が継続し、今年の3月19日に446円まで上昇し、調整入りとなり5月28日に334円まで下げています。
<8133> 伊藤忠エネクス
四季報より 業種:卸売業。
【特色】伊藤忠系のエネルギー商社首位。石油製品やLPガスから電力販売、日産車販売まで幅広く展開
【反 発】石油製品取引が順調。だが、電力は冬の卸市場高騰で利幅縮小。営業減益。創立60周年記念配も。22年3月期は前期にコロナ影響受けた自動車販売が復調。業務用LPガスも数量回復し、営業益反発。
【環 境】GTL燃料(環境性の高い軽油代替燃料)は大手建設会社や自治体への販売に注力。関東エリア中心に展開する熱供給事業は、省エネ性を訴求し拡大図る。
2021年4月30日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+6.0%の205.00億円、経常利益+5.8%の212.00億円と4期連続の増収・増益の見通し。
2016年8月30日の731円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、2017年10月10日に1261円の高値をつけ、ここをピークに中期の下降トレンド(B)へ転換しました。この中で1261円のピークから、2018年3月26日の965円まで下落し、6月6日に1159円まで反発後、8月21日に1017円の安値をつけてもみあい上放れて、9月25日に1194円の2番天井をつけて、短期の急落トレンド(C)となりました。この急落トレンド(C)の中で、2019年8月16日の764円でいったんの底打ちとなって、2020年2月6日の994円まで反発したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、短期急落となって3月13日に716円で底打ちとなりました。ここから4月24日の770円、7月31日の799円と順上げの3点底となって、上昇トレンド(D)を形成しています。この中で2021年3月22日に1176円まで上昇し、調整に入っているところです。
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