保土谷、今期経常は2％増益、10円増配へ

　保土谷化学工業 <4112> [東証Ｐ] が5月15日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比39.1％減の42.1億円に落ち込んだが、24年3月期は前期比2.1％増の43億円に伸びる見通しとなった。5期連続増収になる。

　同時に、今期の年間配当は前期比10円増の75円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比60.8％減の6.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.4％→4.9％に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、主に値上げや円安の影響等により、前期実績値と比較して増収となりました。営業利益、経常利益および当期純利益 につ きましては、原燃料の価格高騰や研究開発・営業活動に伴う費用の増加等により、前期実績値を下回る結果となりました。なお、連結業績につきましては、本日公表いたしました「2023年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）」をご覧ください。