■概況■1209.24、+37.18
19日(月)のマザーズ市場では、直近IPO銘柄の一角など従前の人気株を中心に押し目買いの勢いが強まった。為替の円高一服を好感して日経平均が400円を超える上昇となり、相場全体の地合い改善とともに中小型株にも買い安心感が広がった。なお、マザーズ指数は大幅に3日続伸、売買代金は概算で793.47億円。騰落数は、値上がり224銘柄、値下がり18銘柄、変わらず1銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのフィルカンパニー<3267>、本日より信用規制が解除されたメディアS<4824>のほか、ドリコム<3793>、サインポスト<3996>、弁護士コム<6027>など10%を超える上昇となる銘柄が多く見られた。
サインポストは無人レジ関連銘柄として関心が高まったようだ。直近IPO銘柄のみらいワークス<6563>はストップ高水準で本日の取引を終えた。その他、SOSEI<4565>、DMP<3652>、JIA<7172>などが上昇した。
一方、ナノキャリア<4571>が急反落してマザーズ下落率トップ。中外薬<4519>との契約見直しについてネガティブな第一印象との見方があった。直近で強い値動きが続いていたオイシックス<3182>も利益確定売りに押された。
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【4日続伸、中小型株に資金流入】20日(火)
■概況■1216.07、+6.83
20日(火)のマザーズ市場では、連休明けの米国株の下落などを警戒する向きがあり、マザーズ指数はマイナスに転じる場面もあった。しかし、後場に入ると中小型株への資金流入を背景に堅調な展開となった。従前からの人気株を中心に投資家の物色意欲は根強いようだ。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で763.12億円。騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり99銘柄、変わらず11銘柄となった。
◆注目銘柄◆
ドリコム<3793>がマザーズ売買代金トップで11%高。バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社が新作ゲームの事前登録を開始している。直近IPO銘柄のみらいワークス<6563>は連日の大幅高となり、イード<6038>やグレイス<6541>はストップ高水準まで買われた。イードは仮想通貨に関するメディアやサービスをローンチしたと発表している。その他、フィルカンパニー<3267>、GNI<2160>、中村超硬<6166>などが上昇した。
一方、SOSEI<4565>、DMP<3652>、サイバーダイン<7779>、PKSHA<3993>などが下落。また、リファインバス<6531>やグローバルリンク<3486>がマザーズ下落率上位に顔を出したが、大きく売り込まれる銘柄は限定的だった。
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【5日続伸、直近IPOのマネーフォワードが急伸】21日(水)
■概況■1219.70、+3.63
21日(水)のマザーズ市場は、米半導体株の上昇や円高一服によって底堅い地合いのなかで、小じっかりとした動きとなった。主力大型株の下値の堅さが意識されるなか、好業績銘柄や直近IPO銘柄へと物色が向かう場面が目立った。足元の上昇を受け、一時利益確定売りの動きもみられたものの、75日移動平均線が支持線として機能し、持ち直す格好となった。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控えた様子見ムードは意識され、上値は限定的であった。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で845.22億円。騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり94銘柄、変わらず9銘柄となった。
◆注目銘柄◆
値上がり率上位には、直近IPO銘柄のマネーフォワード<3994>のほか、ジェイリース<7187>やソーシャルワイヤー<3929>が並んだ。ジェイリースは、東証1部への市場変更や増配が好感された。売買代金上位では、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>やグレイス<6541>のほか、じげん<3679>やメタップス<6172>が堅調。
一方で、ドリコム<3793>やフィルカンパニー<3267>のほか、時価総額上銘柄であるそーせい<4565>やミクシィ<2121>はさえない格好に。
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【6日ぶり反落、地合い悪で積極姿勢後退】22日(木)
■概況■1206.31、-13.39
22日(木)のマザーズ市場では、時価総額上位の主力株やバイオ株を中心に利益確定売り優勢の展開となった。米金利上昇や米株安の流れを受け、個人投資家の積極姿勢が後退した。前場には日経平均の弱含みとともにマザーズ指数も大きく値を崩す場面があった。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で700.24億円。騰落数は、値上がり67銘柄、値下がり171銘柄、変わらず5銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>やGNI<2160>、サイバーダイン<7779>、サンバイオ<4592>などが軟調。SOSEIはこのところの上値の重さが嫌気されたようだ。フィルカンパニー<3267>やJIA<7172>は小幅に下げた。
一方、ドリコム<3793>、じげん<3679>、SHIFT<3697>などが上昇し、モブキャス<3664>や中村超硬<6166>は小幅高となった。また、ASJ<2351>やHANATOUR<6561>は10%超の大幅高となり、マザーズ上昇率上位に顔を出した。HANATOURは訪日客数の堅調推移が買い材料視されたようだ。
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【反発、日経平均堅調で安心感】23日(金)
■概況■1216.05、+9.74
23日(金)のマザーズ市場では、投資家心理の改善を背景に買い優勢の展開となった。前日の米株高や日経平均の堅調推移を受けて、マザーズ銘柄にも買い安心感が広がった。ただ、相場全体の地合い軟化に警戒する向きは依然として多く、週末を前に利益確定の売りも出て、マザーズ指数は前場にマイナスとなる場面があった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で699.92億円。騰落数は、値上がり141銘柄、値下がり94銘柄、変わらず7銘柄となった。
◆注目銘柄◆
すららネット<3998>が一時ストップ高。学校教育法改正案の閣議決定を受けて、同社などデジタル教科書関連銘柄に物色が向かった。また、総医研<2385>やリンクバル<6046>も10%超の大幅高となり、ソケッツ<3634>はストップ高水準で本日の取引を終えた。
前場には株式分割実施を発表したデファクト<3545>やオイシックス<3182>、自社株買いやM&A(合併・買収)に関するリリースが材料視されたシェアリングT<3989>が大きく買われる場面もあった。その他、フィルカンパニー<3267>、メタップス<6172>、SOSEI<4565>、ミクシィ<2121>などが上昇した。
一方、マザーズ売買代金トップのドリコム<3793>が反落したほか、HANATOUR<6561>、GNI<2160>、サイバーダイン<7779>は小安い。また、モブキャス<3664>は新作ゲーム配信開始による材料出尽くし感からマザーズ下落率トップとなった。 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したMマート<4380>は買い気配のまま初値が付かなかった
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