【買い】岡山製紙（3892）上方修正を好感◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

上方修正を好感

業種：パルプ・紙業
時価総額：49.99億円
PER：16.06倍
PBR： 0.56倍

中国・四国地盤の王子HD系中堅製紙会社。中芯原紙や紙管原紙などの板紙が主力であり、包装箱や贈答用に使う美粧段ボールに強みをもつ。顧客サービス強化や新規取引先開拓を推進している。なお、業績は上期偏重傾向。

同社は9月28日に平成31年5月期 第1四半期決算を発表。経常損益は3億円の黒字に浮上して着地した。併せて、上期の同損益を従来予想の2億8500万円から4億円に40.4%上方修正した。

業績の上方修正を好感した買いが向かっている。株価は3日続伸となっており、7月5日の高値949円に接近してきた。同社のPBRは0.56倍(10/1)と割安感も窺え、指標面からも買いが入りやすいと言えるだろう。