連休前の手仕舞い売りに押されるも決算通過後の手替わりは注目
時価総額:154.5億円
PER:24.76倍
PBR: 4.12倍
1976年設立のソフト開発の分野では古い歴史を持つ企業で、宮城県仙台市に開発センターを構える。NTTデータや日立製作所、三菱UFJ銀行など大企業向けのシステム開発で信頼を勝ち取り、技術力は折り紙つき。サイバーセキュリティをはじめIoT、スマートグリッド、地図情報システムなど多彩で旬なテーマ性を持ち合わせる。
社会システムをはじめとする次世代通信5G等の通信分野や、電力・ガス等のエネルギー分野で活躍し、先進インダストリー事業で自動運転や医療・介護、キャッシュレス化などを推進する開発にも積極参加している。
株価は直近2/7の第3Q決算発表後、良好な内容を確認した上で材料出尽くし感から売りが先行したものの、下値圏ではしっかりとした買いが入り出来高が増加。先週末の地合い悪化や連休前の手仕舞い売りが出やすいことを加味すれば下値を維持した意味合いは大きい。材料を機に中の投資家が入れ替わる典型的なパターンであり、200日移動平均線の1750円付近にトライしにいくようであればテクニカル指標の好転が支援材料となって上昇を後押しするだろう。